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時間(労働力)販売業

サラリーマンは時間(=人生、労働力と言い換えても良い)販売業ですね。

22歳で大学を卒業してから65歳までの43年間の人生を全て
転職をすれば1つの会社に対してではありませんが、
第三者である会社に売却して生きています。

それを給料という対価を払って購入した会社は、買い取った時間(労働力)を使って
利益を獲得していきます。

結果、獲得された利益は、会社全体の維持費や、役員の高額な給料、はたまた最後は税金や
株主への利益還元へと循環していくわけです。
利益の源泉はサラリーマンである我々の活躍次第なのであります。

そこで重要なサラリーマン(=労働力販売業)として考えて置くべき視点ですが、
この労働力の買取価格はかなり固定価格での買い取り制度になっています。
特に日本はそうです。
売り手の商品(=労働力)に比較して買取価格は固定に近いのです。
あなたがハイパフォーマンス人材だとして、
同期入社や隣のダメ社員と給料はそこまで変わらないと思います。

私の給料が1,000万円だとして、ダメ社員君の給料もせいぜい600万円とか。
400万円も同世代で差がつく会社も少ないでしょう。
一方でダメ役員でも役員は2,000万円とか貰っているでしょう。
稼ぎの源泉は「あなたというハイパフォーマンス人材」にも関わらず。です。

ここでサラリーマンは2つの選択肢が与えられます。
① 自分で独立した会社を作って分け前を多くしていく。
② 自分がハイパフォーマーであるのは会社のお陰。会社で生きていく。
ダメ社員は①を選択したら死ぬだけですから、②しか選べません。

ちょっと待って下さい。
本当に2つしか道はないのでしょうか?
ありました。

③の選択肢です。
考えてみて下さい。
会社のために売る労働力は100%売らなければいけないのでしょうか?
給料プラスアルファを賄えればいいのでしょう?

あなたの労働力のうち 50%を売るのはどうでしょうか?
今まで定時が9時から18時のところを、7時に出社して、22時まで残業していませんか?
8時間でいいところを14時間も会社に売っています。

しかも買取価格は固定制です。

有給休暇も年間20日もらえるのに、半分も使っていないのでは?

さあ、労働時間を売る量を半分にしましょう。
8時出社にして19時には帰りましょう。
有給休暇は100%消化しましょう。

買取価格は固定制、定額働かせ放題なのです。

さあ、労働時間が半分になって家族サービスや趣味の時間に・・・。

ちょっと待ちなさい。

そんなことをするために労働力の販売量を減らしたのではありません。
会社に売らずに残した労働力を、

自分に売るのです。自分のために使うのです。

今まで収入の100%をサラリーに頼ってきたのかもしれませんが、
労働力の半分を自分のために使って、

サラリー収入 : 自分産収入 = 100 : 0

この状態から

サラリー収入 : 自分産収入 = 95 : 5

せめて5%。
年収1,000万円のサラリーマンだったら、50万円。
まずは稼いでみることです。

特に若い人は買取価格が安いので年収300万かもしれません。
それなら15万(年)。

まずは5%、いや1%でもいいですね。
1%から5%は簡単ですけど

ゼロから1%がまず第一のハードルです。

まずは労働力の販売先を勤務先から自分自身に切り替えることです。

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