勤め人の日常
会社が今期の売上高は対前年比15%、利益は10%増加を目標に掲げるとする。
若い頃は、俺の部署の割当は年利益ベースで年4億。
12人の課で、回収担当は6人だから、課長2名がそれぞれ1億、係長2名が0.5億ずつ
。俺ら一般兵4名で3億か。一人7,500万だな。
と、社、課の数字をしっかり覚えていたものだ。
今思うとアホだ。
そんなことは上司が考えればいいことであり、平社員は自分のノルマだけやっとればいい。
勤め人としての出世を諦め、自分のビジネス、資産で食っていこうという人はこのマインドでOKである。
出世したい人は知らない、私は28歳で既に副業に振り切っていたから出世を目指す人のなすべきことは知らない。
だが、20年経ってみて、出世を頑張った人はいまだに勤め人をやっているし、
金(カネ)もなさそうだ。
酒を飲みに行っても会社のカネで払うか、割勘なので、カネがあるようには見えない。
私は45歳から退職可能状態に入っている。
色々あって惰性でもう、1年働いている。
20年後の結果だけを見れば、
出世に勝負をかけた人は労働者のまま。
資本形成に勝負をかけた人は既に労働者というカテゴリーから出ている。
どちらが正解かは言うまでもない。
勤め先で一生懸命会社のために働いている1,000人の社会があれば、
彼ら1,000人のコミュニティでは、当然、会社の業績、人事、給与などが
主な話題になるのだろう。今期の業績はどうだとか、あそこの部署のあのビジネスがヒットしているだの、あの部署は閉鎖だ、部長は片道切符の出向だ。とか。
労働者情報にあふれている。
しかし、重要なのは、それはコップの中の嵐だと理解しているかどうか?
である。
まあ、1,000人も社員がいたら大企業なのだろうが、
仮にその会社が倒産しても、日本全体には大した影響はない。
北海道拓殖銀行はつぶれたし、山一証券も潰れたが、他にも同じような会社はあった。
しかし、その穴はすぐにふさがれる。
勤務先での人間関係など、学校の同級生と同じようなものだ。
「自分で選んた関係ですら、ない」
そもそも、労働者として自分が歩いている道は、
資本家が歩いている道よりも、曲がりくねっているし、舗装もされていない。
そもそも労働者は自分の足で歩いているが、
資本家は、労働者が整備した道を原付で走っているし、
労働力、借入、ITのレバレッジを使って労働者が進む速度の100倍速く走っているのである。
1,000人の労働者の中にいると、気づかないのだが、
なんだこの1,000人、全員奴隷じゃないか?
生産可能年齢の間は安月給でコキ使われて、老人になったら捨てられる。
手切れ金(退職金)があればまだマシで、ほとんどのケースでは
裸で叩き出される。
昔の政府は55歳から年金を支給していたが、
現代では政府が資本家と一緒になって収奪をする。
なんと税負担率は46%だと言う。
そもそも10稼いだうちの3しか人件費として還元されないのに、
さらにその3のうち半分を召し上げるのである。
まあ、そんなことは人類の歴史上、ずっと繰り返されてきたことだ。
そもそも戦国時代って何のために争っていたのだろうか?
庶民からしてみたら、何でこいつらが戦争するために米取られて、
殺し合いに駆り出されるんじゃ?
隣の国のヤツらとも助け合って暮らしたらええじゃろが…。
という感覚だったと思う。
いつの時代も権力は庶民を収奪して、クダラナイことに富を浪費するのだ。
まあ、対策は1つしかない。
庶民が団結して権力を打倒するのだ。
とまあ、これが共産主義的発想なのだが、
日本の場合には、抑圧された側の代表、武士⇒源氏(北条氏)⇒足利氏⇒家康と、
比較的、被抑圧者側の代表といえる存在が権力を取り、そしてまた時代が進むと、
当初の志が失われて、そのバカ後継者どもが庶民を抑圧し始めると言う流れだった。
それが外国よりは多少マシだったから、江戸時代は長く続いたのである。
あとは体制を変えるのは外圧だな。うん。
日本もアメリカに叩き潰されて、引き上げてきた兵隊さんたちが、
日本を復興しようと頑張ってきたが、その子、孫はバブル景気に踊り、
中国やアメリカに国家を売り渡して、自分たちだけが特権階級になろうとしてきた。
腐り始めで、今が腐乱状態。もう少ししたら庶民が怒り狂って体制がひっくり返されるフェーズになるかもしれん。
話が散らかってきたが、勤め人の日常は資本家の奴隷としての日常が忙しい。
資本家の言う通りにやっていたら、間違いなく奴隷として終わる。
対策は共産主義革命ではなく、自分も資本家の側に回ることであり、
労働者のうちから資本家の行動をすることだ。
金持ちになりたかったら、貧乏なうちから、金持ちがするような行動をするべきだろう。
すでに経済的自由を成し遂げた勤め人
私のことである。
総資産2.4億、負債1億、純資産1.4億、売上2,000万、純利益700万程度の弱小ビジネスである。
純利益の部分は勤め人を卒業したら私が役員報酬として頂くので、ゼロ近くになる。
給料は600万程度、取れるだろう。
まあそれでも、息子を私立の医学部に入れるわけでもなし、
充分な資産規模だ。
私の場合には妻も私以上の事業規模の法人を持っているというのが、イカしている。
まあ、妻はその祖父、義父と形成してきた資産を承継したのだから、当然、
ゼロから始めた私よりも規模が大きい。
つくづく、一族で、長期をかけて資産形成することが重要だ。
話はそれたが、要するに、今すぐ会社をクビになっても困らない状態だ。
まあ、実際クビになったら、弁護士と一緒になって、
社員の地位保全の仮処分と、給料の仮払いを請求しつつ、
不当解雇に伴う心疾患で休職しつつ、SNSで実名批判を展開。
さらに取引先に怪文書を送りまくるという反撃をする。
普通の勤め人だったら、転職しなきゃ!
という訳で、忙しいからそこまではしないのだが、
私はもう勤め人と言うライフスタイル、それ自体が憎悪の対象になってしまっている。
だから、私はやると思う。
むしろヤリタイ。
ただ勤め先も一応ビッグ3の弁護士事務所がバックについている。
そもそも、不当解雇と言われるような切り方はしないので、私のプランは
実行されないまま終わるだろう。
つまり。
私の日常は、今、どういうものかというと、
そうだな…。
出世なりキャリアアップ()を目指している人からしたら、
「飼い殺し」みたいな状態とでも言っていいだろう。
銀行員で言うと、もう出世しない、万年課長代理みたいなポジションである。
部下も当然いない。
仕事は与えられているが、とりあえずそこで。みたいなポジションである。
皆、私のことを「ああはなりたくないな」と思って見るだろう。
それでも3年前までは、勝手に営業して案件を取ってきたり、
率先して仕事を取りに行って残業、休日出勤もやっていた。
(その話は既に何度もしているので今回はこの程度)
色々あって、今では、もう一切、積極的に仕事を取りに行くようなことはしない。
与えられた仕事だけやる。それしかやらない。
仮にこの仕事をやってくれ。
と、言われたら、9時17時で終わらない内容であれば、
丁重に『お断り』をさせて頂く。
朝は8時前には出社するが、それはやる気があるからではない。
8時以降の出社だと、電車が混んで不愉快だからである。
以前は出向者や若い人を誘って飲みに行っていたが、それもやめた。
勤務先にはあまり長く居るつもりもないし、
人間関係を良くしたいとも思わなくなった。
残業もしないので、17時にはまっすぐ帰宅して、自宅で息子らと楽しく会話して
可愛がりをする。
嫁の家事力が低すぎて家があれるので、掃除をする。
自分のビジネスに関しては始業前の8時9時で9割が終わる。
後は17時以降にサービス残業の振りして処理してしまう。
後は、勤め人卒業後のビジネス展開について思考を巡らせるのだが、
結局今までと同じことを年10件くらいやる。
それで終わるので、もう考えることもしなくなった。
スマホゲームに少々課金して弱小無課金プレイヤーに資本主義を見せてやったり、
さらに巨大な資本に蹂躙されて、上には上がいるということを思い知ったりしている。
そんな日常だ。
私が勤め人としてやってきたことは社会にとって無益だった
©進撃の巨人 諌山創先生
今もそうだし、昔もそうだった。
さらにこれからもそうだろう。
私がやってきた不良債権の回収なんてもんは、
そもそも、必要がないことだった。
バブル崩壊に伴う多額の不良債権処理だが、
そもそも、リーマンショック時のアメリカがその最善の処理方法をやって見せたじゃないか?
リーマンブラザーズは潰したが、それ以外の金融機関は公的資金で救済した。
日本は当時それをせず、銀行を潰して、過度に回収を急がせて、
債権売却までやらせた。
そんなことをしなくても、今のようにリスケ、リスケで延命させながら、
ゆるやかにインフレを起こして整理していけばよかったのである。
小泉と竹中の亡国タッグが、労働者派遣をやったり、郵政民営化とか言って、
郵便局で外資生保を売らせたり、まあ金融ビッグバンとかいうヤツもその一環だ。
不良債権処理とは民間発の信用収縮(民間発行通貨=銀行預金減少)だから、
通貨の供給が細り、経済成長は当然鈍化する。
私は外資の手先になって日本の中小企業や、住宅ローン破綻者から取り立てをしたのも、
今、企業再生ファンドなんてことをやっているのも、ま、無駄である。
別に社会的に意義はそれほどない。
本来リストラされるべき銀行員の天下り先として、全国に中小企業活性化協議会なんてものを作ってだな、さらに官民ファンドなんて低予算で中小企業政策やってますとお茶を濁す程度の予算を付けて、本来市場原理で統廃合されるべきものに
ちょっかいを出して、無能な弁護士やら会計士、税理士、仕事もない中小企業診断士など、底辺の連中まで集めて金を回している業界だ。
まあ、日本にはそういう公金をぐるぐる回して金を吸う文化がある。
東京都のプロジェクションマッピングやら、
政府が不要で知的水準の低い外国人労働者を入れて優遇してみたり、
Fラン大学を乱立させて、外国人留学生を呼んだり。
子供家庭庁なんて作って、さも、少子化対策やっているフリをしながら、
実際は関係者、OBでカネを回している。
もう蜘蛛の巣のように日本中にそれが張り巡らされていて、
知能が高い連中が、知能の低い連中から税金として吸い上げて、
身内で回しているという構図である。
私も勤め人として頑張って成り上がって、ここまで登り詰めたのだが、
頂上付近は案外汚い。
まあどの業界でもそんなものだろう。
マスコミ、広告なんて最たるものだろうし、
公務員なんてもう伏魔殿だ。
頭がいいヤツが出世して、頭の弱いヤツからカネを吸い上げて楽に暮らす。
そんな日本だ。
※ちなみに中国はもっとひどいので、日本は世界中と比較して、それでも圧政からは一番遠い政治であるのは間違いない。
まあ多かれ少なかれ、生物である以上は優勝劣敗が付くもので、
それが人間の場合にはカネ、権力、地位、名誉なのである。
それを完全に排除しようとするのもまた、強者を追い落として
自らがそのイスに座ろうとする行為なのだ。
全員を救いたければ自分がその椅子に座らなければならない。
私は全員を救うことができないが、
まずは自分と家族だけ救おうと戦いを試みているのだ。
いずれにしても、勤め人としてやってきたことは全部、どうでもいいことだ。
そして世の中、どうでもいいことをやっているヤツの給料は高い。
©進撃の巨人 諌山創先生
まさに訓練兵団のシステムだ。
立体起動がうまい兵士ほど、憲兵団という、
巨人と戦う必要がない場所に行くと言うシステムである。
本来立体起動がうまい兵士は前線で戦うべきなのだ。
それをあえて愚策、と知りつつ、憲兵になろうとする
ジャン。
まさに人間の本質を突いた発言だ。
投資家兼勤め人の日常
全くもって、
私の勤め人の仕事は本来、税金を使って、
金融機関がやるべき仕事ではないことをやって、
給料をもらっている。
ある意味、上級国民だけの雇用創出のための仕事づくりだ。
あまり経済のためになるとも思えない。
普通に破産法・倒産法があるから、それを使えばいいだけなのに、
屋上屋を作るがごとく、無駄な制度を載せて、皆でカネを回している。
まあ、私の勤め人の仕事なんてもんは、
その程度の仕事の、
さらに窓際の仕事である。
極めつけで、私には既にやる気がなく、退職勧奨もされている。
お前は社員として無理だとまで、言われたので、
おお上等じゃねぇか。
働かねえよバカヤロウ。
クビに出来るもんならやってみろこの〇✕▲※!!!
という状態でもあり、日常は暇そのものである。
とは言え、何もないわけでもない。
ガキの使いのような仕事ばかりである。
営業ノルマがあるわけでもなく、淡々と流れてくる仕事を見守るだけだ。
まあ、この仕事レベルで、この給与水準が貰えるなら、
誰でも定年まで働くわな。
と、思う。
官僚の天下り先…。にしては給料は足りないか…。
役職定年の勤め人の天下り先には最高だと思う。
まさに適度に忙しく、適度に暇、
頑張らないと決めた人には天国だ。
恐らく勤め人を卒業しても、こんなぬるま湯のような毎日が続くのだと思う。
しかし、投資家という生き方とは、まさにそんな平和で同じような毎日を生きることだ。
コピペのような日々に、自分で意味を与え続けなければ退屈死してしまうだろう。
それに耐えられず、人から刺激を貰わないと生きられない人は、
死ぬまで勤め人的な労働をしたらいいだろう。
それで納得できるのであれば、それはそれで幸福なことだ。
ぬるま湯が沸騰する一瞬
バブル崩壊、ITバブルの崩壊、リーマンショック、コロナショック。
最近ショックへの耐性が付いてきた世界経済。
ぬるま湯のような日々は、突然、失われる。
投資家としてぬるい生活をしている時、
突然訪れる。
まるで震災、津波である。
投資家として生きる以上、この大きな環境の変化が一生に3回程度は起きると思っていい。
私のような40代の若造でも、阪神淡路と東日本大震災の巨大地震を経験している。
新潟、北海道などでもソコソコの被害の地震もあった。
まさに災害にも等しい経済危機がある。
これはいつ起きるか分からないどころが、
今起きているのに気づいていない可能性すら、ある。
投資家という生き方をする以上、
この危機に対応できる力はまさに必須である。
ぬるま湯のような生活をしながら、
熱湯風呂に備える。
それが投資家である。
さらに進んで、経済危機で利益を上げる投資家もいる。
それが賢明なる投資家だ。
SAT一族の長は賢明な投資家である必要はないが、
積み上げたものを失わない程度には賢明であるべきだ。
さて、今日も定時(17時)にオフィスを出るか。
をはり

