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勤め人100%のヤツに副業マンは勝てん

人生において『負け』を作ることの重要性

勢力

を拡大する戦国大名が必ず行うことであるが、
誰と結んで、誰と戦うか?
これを明確することだ。

スティーブ・ジョブスはこういった
「最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」と。

大事なことは「捨てる」ことである。

戦国時代の北条氏。
3代目氏康の時代である。
北条氏康の最大の見せ場は「川越夜戦」であろうが、この合戦のために、
氏康は捨てる決断をしている。
敵は今川、武田、関東勢。
氏康は、今川、武田と講和して、駿河東部の領土を放棄した上で、
包囲された川越城の救援に向かい、夜襲で蹴散らした。
駿河東部を捨てて、関東の支配を得たのである。

織田信長の負けの作り方もスゴイ。
武田信玄との対決を最後の最後まで回避している。
高天神城が落ちるまで、負けを作り続けたと言っても良い。
美濃東部も奪われている。

とにかく織田信長は複数の敵と同時に戦わないように、
戦略を巡らせているように思われる。
その意に反して裏切られることももちろん多いのだが。
自分から複数の敵を作ることは絶対にやらない。

武田信玄は結構負け方が下手な方だと思う。
村上氏との戦い、上杉謙信との戦いでは、優秀な配下を失っている。
なにしろ自分の死という最後の負けで、武田家自体を滅ぼすような後継者を選んでしまった。あえて強い相手とは戦わないというやり方は大いに学びたいが、
負け方が良くない。

さらに、太平洋戦争時の日本である。
これは最悪だった。
四方に敵を作って戦うわ、明らかに戦力差がある相手と戦うわ。
予定通り負けた。

このように天才と言われる人物であるほど、
意図的に負け(やらないこと)をハッキリさせる。
況や、凡人たる我々が、広域に戦線を拡大するなど、愚の骨頂である。

勤め人を捨てながら、大家業を拾う

勤め先で出世もする、家族サービスもする、愛人も作る、副業も頑張って、株も投資する、
不動産投資もするし、FXもやる。ゴルフも野球もサッカーもエンジョイする。

出来るわけがない。

優先順位を明確にする必要がある。
特に無資産の時代には、勤め人を放棄して副業やら投資に全力を傾けていたら、
勤め先から解雇されてしまう。
まずは勤め人としては可もなく不可もない。
程度の仕事をしておくことが大事だ。
過剰な成果を出すのはむしろ悪手である。

コイツは役にも立たないが、いなければいないで困る。
その程度が良い。
ヒーロー的活躍は自分の商売でやればいい。
自分の商売でやれば全てリターンは自分に帰属する。

私の優先順位の1番はSAT家の永続的繁栄である。
そのために、給料ゴトキのために健康を害してまで労働する気はない。
ストレスもご法度だ。
勤め先のコトで感情を動かすこと自体、もはや無駄である。
無で対応する。優秀なAIであればこう回答するな。
という動きをインプットして機械的に行動したらいい。

辞めてしまえばゼロになる人間関係だ。
過剰投資はしてはならない。

また、勤め人稼業も大幅に減らす。
給与は半減しても構わない。
給与を半減させて、その倍額を大家業で補う。
500万減らして、家賃を1,000万円増やせるくらいがちょうどいいと思っている。

よって、今後勤め人稼業で新たな労働負担を強制してきたら
激しく抵抗する。
業務の進め方に関してはYES以外の回答はせず、全て従う。
他にいい方法があったとしても、
それによって仕事が効率化されて、
私の時間が空き、そこに新しく仕事を押し付けられるのであれば、意味がない。
私が楽にならなければ意味がないのである。

つまり、勤め先のビジネスと、私自信のビジネス。
私という労働力の取り合いをすることになるね。
日本の会社が副業を禁止するのはそういうことだろう。
極めて正しい。

勤め人として、もっと負けなければならない

すでに大家業で勤め人を上回ったのに、
私は勤め人を頑張り過ぎていると、客観的に思う。
もっと大きく切っていくべきだ。

上司が「遅いなあ」と、思ったらあたりに納品されるのが、
ベストタイミングである。
やれと言われたことをやらないのはダメだが、
遅いと思われるくらいに納品するのが〇である。
◎は、そもそもコイツには無理だろうな…と仕事を振られないのが一番だ。

私も根がマジメなので、ミスをするほど仕事を抱え込んでしまう。
単一の業務を長時間行い続けると業務は熟練していくのだが、
3つ、4つと異なる作業が増えるとミスをする。
これは当たり前である。

高偏差値の人間はこれができるので、
ついつい他人にも強制しがちだが、
これができる人はかなり少数である。
私も無理ではないが、ミスが出る。
それと一人で完結しない業務も苦手だ。
他人と協働して行う事業が私は極端に嫌いなのだ。

まあ与えられる仕事が明らかに私の適性外のことなのだが、
私の適性能力について勤め先は全く把握していないし、
私もアピールしていないので仕方がないのだが、
そろそろ気づいて欲しいものだ。
まあ、仕方がない。

どうでもよさそうな仕事を回してもらい、
それを可もなく不可もなく、
かといって期待以上ではない。
その程度で納品し続けることにする。

それでもやり過ぎな気はするのだが、
その点は定時退社、有休消化をもっと使いまくることで対応していく。
まあ、もう5年切っているし、
社外の取引先に関しては関係を維持する必要もない。

独立起業後は全く関係しない人達だ。

勤め人として60歳までやる程覚悟がキマっているヤツと戦うのは無駄だ。
こっちも本気で戦おうとすると、相手もまた反撃してくるものだ。
まあ、こいつはどうでもいいや。
と、思われる振る舞いをしなければならない。

今でさえ、まだ働きすぎである。
もっと抑えて働く。そんな2025年にしたい。

をはり

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