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勤め人(サラリーマン)はいつか「無能」の烙印を押される

出世の階段

大学入学迄

大学を卒業し、一流企業へ入社するという道。
これは非常に素晴らしい進路。
理想的なコースであると思います。

このコースをあたかも「悪いもの」かのように言う言説が
インターネット上には見受けられます。
しかし、インターネット上に跋扈(ばっこ)しているそのような意見は、
「少数派」の意見です。
高卒の平均所得と、早慶卒業生の平均所得を比較して下さい。
データは嘘をつきません。

日本という巨大な組織の中枢を動かしている人々は
インターネット空間で落書きをして稼いでいる人達とは別の世界で生きています。

日本における王道は
「一流大学卒」+「一流企業or官僚」
であることは間違いありません。

「起業家」という道も確かに存在しますが、
その道は狭く、険しいものです。
その道を行くことはおススメできません。
(楽天三木谷さん、堀江さん、経澤香保子さんなどの一流企業家も一流大学に入学している事実を踏まえる必要があります)

よほど強い動機がない以上は起業家ルートに行くべきではない。
なんとなくなってみたい程度ならやめておけって話です。

ですから、このページをご覧になっている方に、
高校生以下の方がいたら、是非一生懸命勉強をして、
一流大学に入り、一流(ホワイト)企業へご入社下さい。

まずはこのルートでOK。

ここまではこれいいのです。
早慶程度であれ1年浪人して必死でやれば入れますし、
入る価値のある学歴ですよ。

就職後、仕事に慣れるまで

無事に就職して、ブラックではない、ホワイト企業に入社できたなら、
新卒3年目までにしっかり勤め人としての基本動作をマスターすることです。
社会人としてのマナーとか、仕事の進め方、職場での人間関係とか。
これは3年目まで時間を必要はありません。
1日も早く慣れることです。

ここまででリクナビネクストとかを見る必要がある人は、
ブラック企業に入ってしまった人だけです。
基本的にサラリーマンはどこへ行ったって大きな変化はありません。

いわゆる時間を会社に売っている労働力販売業者が勤め人です。
労働者はこれまでの人類の先輩たちが血と汗で勝ち取ってきた労働三権とそれに
関連する法律でしっかり守られています。
憲法上の権利です。
その上で安定した給料がもらえます。

中卒でフリーランスとかブログでやっていくよりは確実なルートです、。

さあそれからどうする

仕事に慣れた後、そこからどうするかが、人生の岐路でしょう。
例えば「住友物産(仮名)」と言う総合商社に入った斉藤君としましょうか。

総合商社マンとして明るい未来が約束されていることでしょう。
仕事にも慣れて、合コンに行けばモテモテ。
楽しいですね!
女修行はもちろんキッチリやっておきましょう。
それは「ゴッホのモテラジオ」【別のタブが開きます】にお任せするとして、
ここからどう自分のキャリアを作っていくかが重要です。

ここからは大きく2つのルートに分かれるはずです。

① 勤務先で出世を目指すルート
② 勤務先での出世はそこそこにしておいて、他に何かをするルート

もちろん私がおススメするルートは②です。
出世をそこそこにしておいて、不動産投資を始めるルートです。

でもあえて①のルートの厳しさを知っておくことも大事でしょうから、
出世ルートについて考えます。

出世するためには、経営が求める結果を出し続けるしかない

出世するにはこれ(=経営が要求する結果を出し続ける)しかありません。
これがどういう人生か想像してみましょう。

経営の要求とは
新規取引先開拓や、
営業数字の達成などです。
これらのノルマをクリアしていくと、順調に昇進をしていきます。
3年も成果を出してノルマ達成をしていくと、
ワンランクUPします。

何が起きるかと言うと、チームを持たされます。
ここです。
営業数字を稼げる人に、部下を持たせるのです。

会社が期待しているのは、
斉藤君のノルマ達成能力を部下にも引き継ぐことです。
だから部下を与えます。
100の目標を達成できる奴が5人になれば500の数字読みができます。

これを会社は期待しているのです。

出世のハードルはだんだん厳しくなる。

走り高跳び、棒高跳び方式

出世競争はまるで陸上競技の走り高跳び、
最初は120cmで始まって、競技者が次々飛んでいくアレです。

大企業出世ルートはこれです。
新卒社員100名が一斉に競技開始。

最初の120cmはほぼ全員が飛びます。
1回目でクリアする人もいれば3回目でギリギリ突破する人もいます。
(1年目で昇進する人と3年かけて昇進する差)

150cmになるところでは競技者が半分になります。
部下を持たされる当たりでしょう。
課長のイス競争ですな。

自分のノルマを達成して、次にチーム全体の成果を出すことを要求。
次は新規ビジネスを成功させながらチームをマネージメントして、
大きな利益を会社にもたらすのです。

そしてどんどん大きなチームを持たされる。
そこでも経営が要求する課題をクリアしていくしかありません。

走高跳のバーは180cmになり、
競技を続けているのは20人ほどになるでしょう。
そうこうしているうちに、
後から入社してきた人も参加してきたりして、
大変な混戦です。

オマケに住友物産に入社できるのは
東大や京大、早稲田、慶応、上智の難関学部の卒業生です。
レベルが高い。
競争も激しいのです。
いい大学を出ていい会社に入って出世競争をすると、
周りの競争者の人間的なレベルも高いので、競争が激しいです。
ヨーロッパでサッカーをしたら大変ですけど、
東南アジアでサッカーをしたら強いみたいなもの。

120cm、150cm、180cm・・・・

最初は「優秀」な成績でクリアしてきたノルマも、
バーがあがるにしたがって、ライバルのレべルがあがってきます。

180cmの部長職で競争をしている頃には、
ノルマをクリアしても優秀とは言われなくなるでしょう。

そして役員に挑戦する48歳の部長3年目。
役員のイス1つの取り合いに負けてしまったらどうでしょう。

優秀な成績を収め続けてきた斉藤君は、
「無能」の烙印を押されるのです。
そうです。

人は無能になるまで出世する

というわけですね。

会社一本で26年頑張ってきて、
こうなったらあとは転職するか、閑職で定年まで過ごすか、
それしかありません。

企業で出世するルートは絶対に割に合わない

これは絶対に割に合わないルートです。

特に日本では割に合いません。
戦国時代⇒江戸時代を経て作られた、

「滅私奉公」

のカルチャーが原因でしょう。
「横並び意識」だけならまだしも、
「給料も横並び」なのです。

成果を出そうと出すまいと、得られる稼ぎは一緒です。
ZOZOというベンチャー企業の給与制度も一律だそうですから、
日本人の横並び意識は骨の髄までです。

だから勤め人+不動産投資を早く始めろ

SATおじさん悪いことは言わない

サラリーマンを必死で頑張っても給料以上には報われません。
毎年もらった給料とボーナスであなたの努力に対する支払は終わっているのです。
それ以上は何もくれません。

成長?成長以上に老化しますって、
不動産を買っておけば不動産は古くなっても土地が残ります。
リフォームすればまた家賃を生んでくれます。
人生はリフォームしても20歳に若返ったりしませんから。

給料はあなたの人生を切り売りしないと買えないのです。
だから新卒から
「必要とされるが、忙しくない絶好のポジション」
を探して、そこに居座る努力を怠ってはいけないのです。

そして早く帰って、自分のビジネス(もちろん不動産がおススメですが)
の勉強と実践を1日1秒でも早く行うのです。

上司とゴルフなど行っても何もいいことはありません。
上司がゴルフクラブを買ってくれることもありません。
上司の家に迎えに行く?
アホですか。自分の恋人のために時間を使いましょう。

2足の草鞋(わらじ)を履く

最年少で出世して「きゃーきゃー」言われている人は
あなたの何倍の給料でしょうか?
せいぜい2,3百万円多いだけでしょう。
多くても。

不動産1つで毎月キャッシュフロー5万円改善すれば年60万、
5つでもう同レベルに並べます。
10%で割り戻したら1件たった600万×5件=3,000万円。
たった3,000万円です。昇進するより早く買い集められるでしょう。

上司と飲みにいって、ゴルフに行って、部下に時間を使って
「たった300万しか多くない稼ぎ」こんなものを取り合うのはやめましょう。
どうぞどうぞとみんなで譲り合うべきものです。

会社の外にも稼ぎはあるのです。
そして会社の外で稼ぐ方が昇進して給料を取るよりも
圧倒的に早く増えます。
なぜならば、住友物産ほど優秀な社員と戦う必要がないからです。

受験戦争を勝ち抜き、大企業に入社した人ならば
実力が勝っているので楽勝でしょう。
仮にそこまでの地力がない私SATのような人でも
コツコツ負けない投資を積んでいけば10年で

年600万程度のキャッシュフローは作れます。

やっぱり勤め人+不動産投資が最強

給料2,000万円、そんな部長職の会社ならヒラ社員でも給料1,200万円はもらえます。
その稼ぎを守りつつ、不動産で年収1,000万円もつくれば稼ぎで上回ることができます。
そっちの方がストレスは少ないし、実入りも大きいです。

だ、か、ら「勤め人+不動産投資が最強」だと言うわけです。

そして不動産投資の方はさっさと法人化ですね。
勤め人の給与所得に個人事業としての不動産所得を乗せると、
あっという間に最高税率突破ですかんら。

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