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勤め人というシステム VS 俺

メタな視点で見るとだな、相手は個人ではない

天才上司君、ロンダリング上司という、私をやけに攻撃してくる役員がいるのだが、
私は彼らを決して憎んではいない。
彼らが平民だった時、確かに彼らはイイヤツだった。
しかし、役員的な立場を目指し始めたところから、突如として敵のような行動を始める。

これは何だろうか?
全く少数の社員しか存在しないような零細企業で、
個人攻撃をする意味はないと思うのだが、
実際、このような現象は家族でも起こる。
一番弱い「子供」に負荷がかかる。

ストレスにより病気になったりする。
不登校などにもつながる。

教室でも弱い個体、いじめをする個体などが発生する。
勤め先の場合でも、ロンダリング上司がまず目を付けたのが、
自分の指示を聞かない相手である。
気に入らないので
キャパシティオーバーの業務を与えようとするが、
反抗する。
反抗するなら解雇する(指名解雇で違法)と画策するが、
バカバカしい。と先手を打って退職する。

さあ、次だ。
次に標的となったのは、私だ。
しかし、私は攻撃されていることすら気づかない。

知らないうちに蚊に刺されたようなものだ。
なんかずっと痒いなと、思っていたら、
大量の蚊が群がっていて、「うおっ!マジかよ」と、
思ったような感じだ。

あまりに鈍感なので、
逆に入社1年の新人が先に退職してしまった。
まあ、この雰囲気ではまともな精神の人間は病む。

イジメられていたヤツではなくて、
それを見ていて、「うわっなにこのクラス…。」
と思った子供が嫌になって転校していったような感じである。

そう、一定の人数が集まると、
イジメは必ず発生する。
イジメるヤツ、イジメられるヤツを引き離したとしても、
誰かがイジメる側、誰かがイジメられる側。
となる。絶対にそうなる。

息子のクラスでも、
「お前、学校に来られないようにしてやるからな」
と、いうヤツがいるらしい。
まあ、千葉県有数の有名お私立中高一貫校でもそうなのだから、
勤め先でもそれは起きている。

そして、上司というヤツは、
権力がある。と人の脳を勘違いさせてしまう。
その結果、クラスと同じようにイジメる側に回りやすい。
逆にその上司に反抗する人間はイジメられる側になるのである。

無論、ハッキリした言動で暴力を振るうことはないが、
仕事のあらさがし、評価などで攻撃してくるのである。

だから、天才上司君が悪いわけではないし、
ロンダリング上司が悪いとも思わない。
生物の本能としてそういう行動をするというだけの話。
生物として天才上司君もロンダリング上司も、差別意識を丸出しにして、
私をイジメの対象として、優越感や、達成感を得ようとしているのだ。

ザリガニでも過密状態で飼育すると、弱い個体が食われる。
社会性のある動物、特に哺乳類ではこの行動は見られる。
だから放っておくしかない。

確かにイジメの標的になるのは不愉快なものだが、
その不愉快さ、というものも、
社会から疎外されたら、私という個体は滅亡するかもしれない。
という「錯覚」である。

実際、クビになったら、給料が失われるわけだから生存の危機と勘違いする。
自殺する勤め人もたくさんいる。
しかしだな、クソ会社じゃなくても、普通に労働して給料がもらえる企業は
日本中に腐るほど、あるのだ。
さっさと退職したらいい。

つまり、天才納期遅れ上司君も、ロンダリング上司も
生物の本能で行動しているだけで、別に悪い人間というわけではないのだ。
他の誰かがその立場になっても、同じように私は無能でイジメられるのである。
まあ、実際にチンコ騎士団みたいなオッサンや、
酒飲んでオフィスに戻ってきて、残業したからタクシーで帰宅して、
勤め先に請求すると言うハゲもいたし、
彼らは私を攻撃していた。

本能として差別意識や弱者攻撃性はビルトインされている。

自分が我慢できるなら構わないが、家族にストレスで当たったりしてしまうようなら、
転職してしまった方が良い。

私が退職したら、次の標的が産まれるだけだ

天才上司君、ロンダリング上司の行動を見る限り、
私を追放したら、次の標的を探すだろう。

たしかにロンダリング上司はことあるごとに
社長にチクりを入れる。
これはヒラ社員の時からずっとだ。
まあ、性別差別は良くないが、そういう性別というのは、ある。

常に5%程度の離職者が出続ける。
これは組織的に誰かを排除しようとする。
社会的動物が起こす新陳代謝かもしれない。

そのくせ自分の学歴は棚に上げて、
20代の若造の採用候補者には、「優秀だ」とか言う。
そんなもん、一緒に働かないと本質はわからんだろう。
と、思うのだが。
それこそ天才上司君の好きな、「データ」も「根拠も」
ない話だ。
そもそもお前の納期遅れの「データ」と「根拠」はどうした?
データと根拠でなぜ納期遅れをおこしたんかい?

と、思うし、そもそも優秀ならお前が上司では、
その候補者も役不足ではないか?
という話だ。

転職者の集まりの企業体なのだから、
全員前職では負けた側の人間で、
そこからはじき出されたから、転職しているのである。
人はその過去を忘れてしまうし、
上司的な立場になると、
自分自身が偉くなったと勘違いする。

まあ、そうやって採用した「優秀な人材」から、
何人離職していったと思っているのだろうか?
むしろ残っている私達の方が無能なのではなかろうか?
常に自省する気持ちが必要だと思うのだが…。

そんな自省する意識もないから、
私が退職したら、全てを本能で忘れ、
誰かを標的にして、攻撃するだろう。
それも忍びない話だ。
忍従できる私が居座ることで、あのバカ上司二人の防波堤になる意味は大きい。

本能に流されない有能な上司もいる

とはいえ、
私も長い勤め人人生では、
社会的生物たる人間の本能に流されない上司というものも、
確かに存在していた。

1社目のOJT指導担当。
2社目はゼロ。
3社目の課長。
4社目はゼロ。

2名だけ有能な上司というヤツを引いたことがある。
1社目は入社までのアルバイト期間の2ヶ月だけだったが、
リーダーシップとはこれのことか。
と、思える傑物である。
現在はその会社の役員になっている。

3社目の課長はたたき上げの軍曹みたいな課長であった。
個人事業主として貸金業者をやっていたような人。
後程異動させられて、商工ファンド出身のサイコパスみたいな上司に変えられたが、
その前の上司は非常によろしかった。
今でも付き合いがある。
当然有能な人物だ。
ヤクザなら組長みたいな親分肌である。
当然子弟教育も成功しており、二人の息子が起業する際にも出資。
今は勤め先に見切りをつけて二人の息子の事業の監督をしている。

変なイジメみたいな行為はしない人だった。
気が合わない社員はいても、イジメのような陰湿な行為はなかった。
男気のある人物である。

当然担当者として一級品だった。
その上、リーダーシップがある人物というのはなかなか見つからない。
このような人物こそ、大企業は採用したいのだろうな。
と、思う。

私は残念ながら管理職というものにはなれなかったが、
管理職というヤツをする機会があれば、
彼らがロールモデルとなるであろう。
家族の長として、同族企業のトップとしては
管理職どころか、経営者でもある立場になるので、
大いに参考にさせて頂きたい。

勤め人システムを憎んで人を憎まず

勤め人個々人に恨みを持っても仕方がない。
江戸時代に士農工商の時代で産まれていた人々は、
侍という連中は!農民共は!商売人共め!
と、互いに怒っていたと思うし、
実際嫌なヤツというのはいたことだろう。

とは言え、個々人の人には罪はない。
縄文時代の身分制がない時代であれば、
協力して日々の生活を営んでいたことだろう。
そもそも転職しても、
腹が立つヤツ、上司、部下というものは存在し続けるのだ。
仮に今、目の前のAという人物に腹が立つとしても、
その個人に腹を立てても仕方がない。

この資本家、労働者のシステムが組まれている以上は、
どこに行っても同じような目に遭うのである。

©機動戦士ガンダム

労働者という立場の不幸を呪うがいい

上司になるか?勤め人をやめるか?
いずれかを選択するしかない。
労働者という立場を選択した以上、上司になるか、部下になるしかない。
上司の登り詰めた先が「雇われ社長」であるが。

愚か者は、上司が悪いから「転職」する。
という判断をするだろうが、
賢明な人は、労働者という身分が問題だと見抜いて「独立起業」する。
私は愚かにも勤め人を20年以上やっているが、
労働者という身分に問題があることにも気づいていた。

ソリューションが、
労働者を我慢して続ける。
起業家のコスプレ(大家業)を並走させる。
というハイブリッド型であった。

結果、どちらも中途半端になった。
勤め人としてはウダツが上がらない。
起業家と言うには規模が小さいし、遅い。

私の解決策は今イチ、魅力的ではない。
もう1回22歳の大卒からやり直すのであれば、
ホワイト企業に潜り込んで、
DIY大家をすぐに始める。
住宅ローンを組んで古い家を買い、直しながら貸家に仕上げる。
それで20代で貸家を4~5件仕上ることが出来たら、
給与+大家業の「似非ハイスペ勤め人」
として、融資を絡めて規模を拡大し、30代前半で悠々自適に卒業。
その後若い嫁をもらい、失われた10年を回収するだろうか。

あと5年、あと3年、あと1年、今月、1週間、明日

私はこの、勤め人収入が大家業を下回った状態を限界まで続けようと思う。

今の私は家康公で言えば、
秀吉に臣従した時期だと思う。
抵抗する気持ちを抑えて、秀吉が倒れるまでじっと我慢した時期である。
40代から60歳まで、家康公は我慢した。
(個人的には待っていたと言うより本当に臣従していたのだと思う)

その時期が私にとっては、クダラナイ勤め人の時期である。
ここでムカつくから辞める。
という退職代行「モームリ」を使うような新人社員のような行動は、
全くプラスにならない。
かといって、誘ってくれる企業にほいほい転職するのも、芸がない。
同じ行動をしておきながら、異なる結果を期待する。これを狂気という。

オオカミを絶滅させたら、猪やら鹿が繁殖して
オオカミに殺される数より、餓死する数が多くなった。
という皮肉。

あと5年と考えると長い。
あと3年と考えても長い。
あと1年と考えると不思議とイメージが湧く。
今月と考えたらすぐだと思うし、
一週間だとウキウキしてくる。
明日だと思えば、もうなったも同然だ。

既に勤め人という、小田原城は取り囲んだ。
あとは、力押しに攻めるか?
降伏を待つか?
これだけの話である。

小田原城は既に落ちている。
時間の問題というヤツだ。
あとは落とし方の問題である。
落ちるまでに活躍して見せた、仙石秀久のような鈴鳴武者を見て楽しむもよし、
一夜城を石垣山に築城して相手の戦意を削ぐのも良い。
伊達政宗の小田原参陣を待つも良し。

小田原城は兵によって囲まれたのではない。
経済力と統合力によって包囲されたのである。

私の最大の敵、勤め人という城も、
大家業、嫁の相続という両軍勢に完全に包囲された。
1日経つとその包囲の厚みが増す。
1週間経つと包囲する兵の武器の性能が向上する。
1年経てば包囲する壁ができ、
3年すると、包囲する壁の上部に砲撃設備が完成する。
5年経ったらもはや脅威ではなくなっている。

敵は個人ではない。
勤め人という生き方そのものである。
貸家で包囲して、殲滅するのだ。
さもなくば、心の平穏はない。

をはり

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