総合商社でもない限り、労働者は微妙である
まあ、あれですよ。
銀行の支店長って仕事があるじゃないですか?
有力な支店の支店長クラスになると、
支店長車ってのがあるらしい。
どんどん統廃合されていて、
営業マンの外回り車と兼用になっているケースもあるらしい。
そういう特殊なメリットは減り続けているのだと思う。
ただよ?
まあ銀行で言えば支店長。
大企業で言えば次長か部長クラスになるまで出世するというのは
本当にいい生き方なのだろうか?
島耕作が課長になったのは34歳だったか?
部長になったのは40代だったと思う。
彼はマンガのキャラであり、棚ぼたでSEXしまくったり
大株主の愛人の子とデキたりはしないので安心して欲しい。
現実は厳しい。
弘兼先輩などにビジネスについて質問するのはアホらしいから辞めて欲しいぞ、
ビジネス誌。
まあ、それ以前にビジネス誌は全部読むに値しないか。
さて、勤め人としての人生には大きく2つの方向性がある。
1つは出世する
1つは出世しない
どちらかを選ぶ必要もない。
出世(昇進)する、しないは、労働者の自由意思では決められない。
会社が決めることである。
会社に自分を選んでもらえるように振舞うか否か。
労働者が選ぶことができるのは実は
1つ、出世「させてもらえるように」ふるまう。
1つ、上記のような行動を一切しない。
これだけである。
まあ、面白いことに、出世させてもらえるように振舞ったら、
逆に出世に興味がない同僚が先にスルスル出世していくという話も聞いたことがある。
要するに自分の人生を他者の判断にゆだねる生き方である。
普通に「お勧めしない。」
昇進した場合のデメリット
最大のデメリットは、
中間管理職になってしまうこと。
である。
管理職だから管理する側かと思うだろう?
いや、それは違う。
管理職もまた、役員に管理されている。
さらに、役員でさえ、株主に管理されているのだ。
株式会社の所有者は株主である。
(個人的には社員、社会、世間まで広がると思うが)
結局、株主と末端平社員の間のどこかの中間に置かれるのだ。
そう、管理職は全員中間管理職である。
そもそも、株主=社長で、社長の一人会社と言う状態を想像してみればわかる。
まあ、私の法人もまさにそういう法人なのだが、
株主、オーナーとしての私と業務執行する私が同一人物なのだから当たり前だ。
本来であれば、この状態は個人事業と大差がないのだが、
別法人にすることで、所得分散効果が効いて、節税になるから、
私は法人化をしたのである。
この株主と業務遂行する人が分かれ始めるのが、
社員を雇った時であったり、
株式を他人に譲渡した時である。
それまでは一人で法人として成果も損失も社長が一心に引き受ける。
ただ、それが分化していくのが、事業の拡大、経営の深化である。
昇進すると、労働者と株主の間のどこかの意思決定機関の下に置かれる。
つまり、上と、下。
そもそも人間に上下はないのだが、
労働者の中にはある。
上と下がある。
私は正社員の平社員(部下ゼロ)が究極の理想だと思っている。
日本の伝統的企業、公務員程度であれば
平社員と部長の給与格差はせいぜい2倍か3倍程度ではなかろうか?
しかしその責任の重さや配慮すべき事項の範囲に関しては、
給料では表しきれない差である。
そもそも、累進課税だから、給与額面は2倍3倍あっても、
手取り額はなかなか2倍ということにはならない。
実は昇進は極めて割に合わない報酬なのである。
饅頭をもらったと思って食ったら、細菌入りだったようなものだ。
褒美だと思ったら、昇給以上にキツくなるのが常である。
労働がキツくなり、その割に昇給が少ない。
デメリットはこれに尽きる。
まあ、それと表裏一体なのだが、
労働収入=給与を受け取るという人生を送っていると、
自分で稼ぐという感覚を失う。
長く奴隷を続けていると、明日も奴隷頑張るぞ!
ちゅー気持ちになってしまうわけですな。
それは避けねばなりますまい。
1日も早く家賃でも何でも構わないから、非労働収入を得ることだ。
をはり

