という書籍があったな。

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この著者は確か弁護士法違反で逮捕された。
債務整理の周辺ビジネスも、弁護士のテリトリーだ。
私は弁護士になれなくて、サービサーになったのだが、
既に今の勤務先に転じて、サービサーですらなくなった。
企業再生の分野でツマラン仕事をしている。
借金取りの方が面白かった。
まあ給料が良いので、我慢している。
さて、
この借りたカネを返すな。
というのは、間違いである。
正しいビジネスマンとして修正を加えると
「借りられるだけ借りなさい、繰り上げ返済はするな!」
(借りたカネは現預金として口座に置いておくと尚ヨシ)
このようになる。
ただし、再生局面にある企業はまた一味違う。
「借りたカネのリスケジュール交渉をしろ!」
ということになる。
特に債務超過、赤字になった場合には、
リスケ交渉をするべきである。
もちろん、ニューマネーがもう出てこない以上、
返済条件を緩和してもらう以外に
現預金を増やす方法がないから。
これをやるしかない。
リスケ交渉をすると借りられなくなる!!の嘘
これは全く話が違う。
リスケ交渉をするから借りられなくなるのではない。
「そもそも、御社は借りられません、だからリスケ交渉をするのです」
というアドバイスになる。
企業再生を債権者側で入ると、
リスケ交渉をした方がいい。
とは口が裂けても言えない。
だって、俺、債権者側の人間だからwwwwwww
という話。
心の中では「リスケ交渉しろよ」と、思っていても、
口が裂けても言えない。
だって債権者だもの。
ただ、リスケ交渉をするから借りられなくなるのではない。
借りられない状態だからリスケ交渉する。
逆だ、逆。
勤め人卒業後は財務コンサルもやる
まあ、今は勤め人のご身分だし、
副業は届出制である。
カネを取って顧問になることはできない。
卒業したら、不動産だけはなくて
財務コンサルの仕事も受けようと思う。
特に再生ステージにある企業にはいいアドバイスができると思う。
しかし、
前述の通り、再生ステージにある企業の財務コンサルはグレーだ。
銀行と代わりに交渉、同席などしたら、
非弁行為!(弁護士法違反)と言われかねない。
私も悠々自適になるために勤め人を卒業するのに、
非弁行為で手が後ろに回るのは勘弁してほしい。
債権回収会社、企業再生ファンドで汚いカネを稼いできたから、
少しでも社会の役に立って、浄化したいものだ。
このままでは地獄に落ちる。
つづく

