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上司の仕事とは何か?

いつの間にか上司みたいな仕事をしている件

管理職になりたくないマンのSATです。
こんにちは。

46歳にもなって、部下のような社員は一人も持ったことがない。
そういう勤め人はかなり多いと思う。
実は、ね。

負け惜しみがゼロだとは言わないが、現実的な問題として、
オーナーでもない企業で、ヒトの管理みたいなことをするのは、
割に合わない。と、思う。
それをするなら給料は3,000万円は必要だ。

労働者を使って利益を出すのは資本家の仕事である。
それを労働者がやってくれるなら、そりゃラッキーだろう。
相応の報酬が支払われるべきだ。

家族だけで精いっぱいである。
が、天才上司君の下から異動して、新たに担当している仕事が、
管理職っぽくて大いに不満だ。

そんなわけで、いつの間にか上司みたいなポジションに就いてしまった。

上司の仕事とは

罠かどうかは知らんが、
この上司の仕事ってヤツは究極的に2つしかないと思う。

1つ、部下に働いてもらうこと。
1つ、責任を取ること。

この2つしかない。
自分は働く必要はないのである。

私はこれに徹することにしている。
とにかく邪魔しない。
スムーズに進んでいるなら余計なチャチャを入れないことだ。

放っておいてうまくいっているなら、
放っておくのが一番良い。

私が心がけているのはこれだけだ。
後は定期的に飲み会でも開催して(当然全額払う)、
部下が気になっていることをヒアリングする。
必要があれば解決するくらいだ。

問題はいつもコミュ不足

川が流れている。
上流から下流へサラサラと流れている。

この状態は全く上司に仕事がない状態だ。
理想状態である。
アホ上司はこの状態で川の流れを変えようとしてみたり、
もっと早くスムーズに流れるように余計なことをする。

仕事がうまく回っているのであれば放置するのがいい。
何もしない方がいいのだ。

しかし、川が濁ってきた場合、何か問題がある。
部下から報告があればそれを聞くが、
それをうのみにしてはいけない。

先週のケースでは、
取引先の若手エースが、
SATさんが紹介してくれたコンサルの動きが悪いので、
コンサルの上司に言って改善してもらって下さい。
という。
アホな上司はここでそのままコンサルの上司に文句をいってしまう。
しかし、これは悪手である。

コンサルの担当者の顔を潰すことになるだろう。
担当者がいきなり上司からクレームが入ったぞコラ!
と怒られたらやる気をなくしてしまうだろう。
しばらくすると、担当変更になるだろうが、
それにも時間がかかる。
まずは、コンサル担当者の20代の若造君によく説明して、
これこれこのように致せ。
と、お願いする。
こうすれば若造君の顔も潰れない。

この一工夫が大事である。
一方で、取引先のエース君からの依頼とは異なる対処をしたのだから、
エース君にも一報入れておく必要があろう。
「いきなり上司は若造君の顔もあるから、一旦は若造君によく言っておいたので様子を見ましょう。それでもダメなら次の手でござる」と。
このような具合である。

大企業同士の協業になると、皆、保身を図りながら仕事をする。
その時に、責任は弊社、SATが責任を取ります。
ミスったらワシのせいなので、ガンガンいってくれぃ!
とだけ言っておく。

概ねこのような形でしか、仕事のしようがない。
自分が担当者の方が楽であるが、
致し方なし。
私も結局部下無しヒラリーマンをやってきたが、こんなことまでしないとならなくなった。
もっと仕事を減らさないと割に合わない。

つづく

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