先日の健美家コラムでも書きましたが
https://www.kenbiya.com/ar/cl/sat/5.html
(私の連載コラム第5話)
サラリーマンと不動産投資の二刀流はなぜ強いのか?
というコラムにも書きました。
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PV乞食に成り下がったSATです。
こんにちわ。
勤め人とは何か?についてはサウザーさんの分析が、
私の40年弱の人生の中では一番しっくり来ています。
勤め人とは労働力しか売るものがない経済主体。
労働力の販売代金が給料。
給料は生活費(=労働力再生産に必要なコスト)
「豊かになるため」の費用は含まれていない。
という説明でした。
読んでいるだけで辛くなりますが、
この現実から目を背けたら絶対に資本主義では勝てません。
労働力の相場はマーケットで決められますから、
「成果」では給料は原則UPさせる義務はありません。
それでも、現代は大分ホワイト労働化していますし、
マルクスが資本論を著した時代からは大分マシになってきています。
その意味で我々は豊かになりやすい時代を生きていると思います。
資本家と労働者
私は資本論を読んでいませんが、
資本家がなぜ豊かで、
労働者がなぜ苦しいかはわかります。
労働者は労働力を売っているのですが、
資本家は資本が働いてくれるので、自分の労働力を売る必要がなく、自由に使えるのです。
だから労働者はいつまでも苦しい。
例えエリートサラリーマンであっても、自分が労働しないと給料はもらえないので、その意味では高給取りであっても不自由です。
やはり我々底辺から出発した労働者階級は、
資本家を目指さねばなりません。
そしてその資本家には一夜にしてなれるものではなく、
勤め人+アルファで確実に目指していくべきものです。
私はかれこれ13年目の勤め人+アルファのベテランです。
このブログの肝というか、それしかないので、
何度でも何度でも繰り返し繰り返し言い続けます。
むしろこれしか言いたいことはありません。
私は子供のころにそんなことを教えてくれる人はいませんでした。
意味なく高い偏差値を出して大学に入って卒業してもなお、
分かりませんした。
今は良い時代です。
特にサウザー前とサウザー後では人生の難易度が変わります。
さて
サラリーマンの辛さは受験勉強の辛さ、消耗戦の辛さ
受験勉強を覚えているでしょうか?
人間の多様性を無視して、
「国語」「数学」「英語」「理科」「社会」
という5つの分野に限定して、記憶力と応用力を競わせる
壮大なゲームです。
子供の才能を無視してとにかく全員に課されるゲームですよね!
義務教育は小中学校だけなので、
逃げることは可能ですが。
基本的には全員参加型ゲーム。
この延長線上に勤め人があるのです。
高校からは似たような学力を持つ者と競わされます。
さらに大学で似たような学力を持つ者を分類して、
就職の時に再び似たような能力の人間が、一流から三流までの
企業に配置されるシステムです。
これが労働者生産システムです。
このシステムに社会的な権威を与えて、
東京大学を頂点としたピラミッドを形成し、
高級官僚、一流企業を頂点としたヒエラルキーが厳然と存在しています。
何がきついかと言えば、
高級官僚になるのは「東大卒」の天才なのです。
天才が天才と競争して出世して給料を上げるしかないのが、
このゲームのキツさなのです。
私の同僚の出身大学は慶応×5、早稲田×5、上智×1、大阪大学×1…。
どう見ても地頭がいい人が集められています。
結果論だというのも分かりますが、
実際能力的には拮抗しています。
むしろ私地頭がそんなに良くないので、若干苦しいです(笑)。
そして同業他社の会社にも似たようなのがいるわけで、
そこで競争をさせられるからキツイのです。
自分がヘビー級の体格であれば、
格下と戦うのが絶対有利です。
自分が40歳であれば10歳の子供と殴り合いをするのが有利でしょう?
だって大人だもの。
もしくは女性や老人、その方が勝てます。
それも無傷で相手を倒すことができます。
でもそれが許されていない。
それが勤め人の世界なのです。
似たような人間を集めて、最も得意そうなことで競争をさせられる…。
もちろんそれが社会全体としては効率がいいことも分かります。
でもその成果は「資本家が総取り」
やってらんねーって話です。
勤め人の辛さは同じ能力の相手と戦わされる辛さに他ならないと思います。
戦場を変え、ストレス(=死の恐怖)から逃げる
メガバンクの法人営業部で働きたいですか?
花形の職場ですけど。
三菱、三井住友、みずほ、それに地方銀行の東京支店のエースがしのぎを削って提案の競争をさせられるのはカッコいいでしょうか?
似たような能力で競争して頭一つ抜けようとするのが、
一番苦しい。
むしろ強すぎる相手と戦ってスパっと切られた方がまだいいです。
勤め人+アルファとはこの法人営業部と言う花形職場から一歩引いて、
給料を6割で我慢して、差額の4割は不動産投資で得ましょう。
そんな話です。
法人営業部ではなくて、「延滞債権督促課」で働けばいいんです。
そして5時に帰って、不動産投資をする。
仕事は家に持ち帰らない。
いい生活です。
少なくとも深夜までオフィスで提案資料を作らされるような「花形」よりはよほどましです。
オマケに不動産投資をしっかり20年もすれば勤め人としての稼ぎ、
それもエリート勤め人の稼ぎを普通に超えていきます。
出世競争から敗れて延滞債権督促課に55歳で落ち武者としてやってくる
「元」エリート…。かわいそう過ぎませんか!
最初からそういう消耗戦には参加しないことが一番です。
全盛期のイチローとヒット競争しないこと
強い相手とは戦わないことです。
そして競争相手が多い場所では戦わないことが最優先です。
誰もいない場所を見つける。
もしくは弱い相手ばかりの場所で戦うことが大切です。
業界トップよりニッチ業界。
そんなホワイト労働を見つけて、
勤め人+アルファ無双をしましょう!
をはり