不動産投資家の間の不平等人はみな「不」平等から始まる
人はみな平等であるべきでしょうか。
この世に産まれて、
誰もが平等であるべきなのでしょうか?
私はそうは思いません。
私はダルビッシュ投手より速い球を投げられません。
不平等だ!
差別です!
格差を是正して欲しい!
では、皆、野球で155キロの速球を投げられたら
それでいいのでしょうか?
そんなわけはありません。
東大に入れる人、
商売がうまい人、
いろんな個性が集まって世の中が形成されています。
面白い人、
歌が上手い人、
商売がうまい人、
魚を捕るのがウマい人、
驚くほど個性が違っています。
何を言いたいかと言うと、
不動産投資もうまい人、
ヘタな人、どちらでもない人がいるという事です。
不動産投資の世界の殿上人達
https://www.kenbiya.com/ar/cl/baby/ 【赤井誠さん】
https://www.kenbiya.com/ar/cl/hirota/ 【広田健太郎さん】
他にも健美家にはたくさんのコラムニストがいます。
2008年頃からたくさんの投資家がコラムを書いています。
これままさに宝の山。
知の宝庫です。
是非初心者の方に限らず、皆さん読んで欲しいと思います。
というか私も読みます!
不動産の世界にも巨人たちがいます。
不動産投資のカモ達
彼らと、不動産投資の世界の天才達は
「同じ人間」なのです。
信じがたいことですが、
同じ「不動産投資」をしているのに、
この差が生じています。
あえて誤解を恐れず言いますが、
不動産投資の巨人たちと、
このカモ投資家達との間には圧倒的な差があります。
恐らく、「脳」のレベルが違います。
シェアハウスの投資スキームを提案され、
検証し、投資としてすべきか否かという判断する。
このプロセスが踏めないのですから、
遺伝子レベルで頭が悪いとしか言いようがありません。
スルガ銀行が億近い融資をするわけですから、
ある程度いい会社で働いているサラリーマンでしょう。
しかし、
勉強ができることと、
投資の巧拙はそれほど関係がないようです。
努力で超えられない壁
ボクシングのマイク・タイソンを見て勝てると思う人はいないでしょう。
100m走世界記録保持者のウサイン・ボルトを見て、
走りで勝てると思う人はいないでしょう。
しかし、アインシュタインは
見た目はただのジジイです。
頭の良しあしだって、身体能力の差で言うと
マイク・タイソンとハゲ親父と同じくらいの差があるのです。
不動産投資の巨人達から学び、近づくことはできるでしょうが、
実は努力だけでは超えられない壁があることも謙虚に認める
必要があるでしょう。
何が言いたいかと言うと
「謙虚になろう」ということです。
石橋をたたいて叩き壊すほど慎重に
我々は天才ではない
不動産投資の巨人たちは
廃墟を「キレイなおうち」に再生します。
5000室もの物件を保有する投資家もいます。
私はたった14室の投資家に過ぎません。
先人たちの猿真似をして
何とか形になって来たにすぎません。
凡人には凡人の投資スタイルが必要です。
非天才の取るべき戦略
やはりここでも
勤め人 + 不動産投資
というスタイルに行きつきます。
我々非天才の取るべき戦略は
勤め人として努力すると共に、
不動産投資を1歩1歩進めていくことが
最も正しい作戦です。
小さな物件1つからスタートして
1つ1つ積み上げていくことです。
私ごときでも10年をかけて
8年目に法人設立が必要になるステージまで来ました。
法人化を果たした上で、
倒産防止共済、小規模企業共済、401kなど
多くの節税商品を導入して、
より手堅い運用になるように腐心しています。
自分の城(資産ポートフォリオ)の防衛力が高まるように
改修に改修を重ねていくイメージです。
どこまで行ったら不動産事業だけにするのか?
これは人によって基準が異なるでしょう。
独身であれば月20万円もCFがあれば十分。
しかし妻帯者であり、
子供までいたりしたら、
月100万でも足りないでしょう。
ましてや両親の介護問題なども出てきたら
ますます必要な金額が増えるに違いありません。
さらに、単純にキャッシュフローだけに目を向けるのは危険です。
特に私の所有物件は法定耐用年数が既に過ぎている
建物ばかりです。
それに三井住友トラストLFのローンを30年引っ張っている状態ですから、
とてもじゃないですけど、
キャッシュフローが安定的に続くとは言えません。
キャッシュフローだけではなく、
資産の内容と、負債の状況も
専業に耐えるものでなければいけません。
結論:遅ければ遅い程安全だ
よって結論としては勤め人卒業は遅ければ遅い程
安全だと言えます。
1ミリでも不安がある以上は辞めない方がいいでしょう。
勤め人の稼ぎが100%無くなっても安全であることを
120歳までシミュレーションしましょう。
癌治療で何百万円もかかるとか、
子供が私立の医学部に行くとか、
そういう緊急事態への耐久性にも注意を払いたいところです。
まとめ
脳も肉体と同じような差がある。
不動産にも同じように能力の差があって、
それはけして埋めることはできない。
「才能の差」も存在する。
しかし、その差を少し縮めることはできるし、
失敗を回避する方法もある。
我々は勤め人という命綱をつけながら
一歩ずつ高いところへ登っていこうという話でした。