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2つの雪だるまを回転させる

セミリタイアまでのイメージ

私がサウザー師匠の提唱する『ホワイト勤め人 + アルファ』の実践者であることを自覚して、自分が今何をしているかはっきりと理解したのが昨年のこと。
多くの勤め人が夢見ている『勤め人卒業』とはいったい何なのか?
そして私は今どのステージにいるのかを考えてみたい。

『借金が雪だるま式に増える』

よく使われる言葉だ。
雪だるま式に借金が増えるということは2つの意味がある。

毎月の収入が35万円
毎月の支出が40万円
差額は 5万円
この5万円を借金で賄うと…1年後には60万円の借金となり、
10年後には600万円の借金になります。
これは雪だるまの芯の話。
雪玉自体の大きさが増えていることになります。

しかし、借金60万円には金利が発生します。
60万円に年5%の金利が課せられれば、翌年には63万円に増加。
2年目には63万円+60万円で、123万円の借金に膨れ上がります。
この金利を借金で賄うことによって雪だるまはどんどん大きくなるのです。

日本政府も同じ状態だ!?

とか知ったかぶりをしている皆さん!!!
残念ですが、まったく違います。
なぜか?
それは日本政府は子会社の日本銀行がお金を作ることができます。
上記の例で言うと、123万円の借金を返済するために、
自分でお金を印刷して返済すればいいのです。

これを私たち庶民がやってしまうと犯罪です。
でも政府はやってもOKなのです。
だから日本政府が赤字で借金が増えていることと、
我々レベルを単純比較することはできません。

私に言わせれば、世界の国々と比較して政府が赤字を増やさないから、
いつまでもダラダラと1%成長しかしないのです。
話が壮大にそれてしまいました。

借金の雪だるまを逆回転させる勤め人+アルファ

起業家と言う異端者

勤め人+アルファとは、借金の雪だるまの逆回転です。
これを2つの雪玉を同時に回していくのが特徴です。

ZOZOの前澤社長はどうでしょう。


これは勤め人+アルファではありません。
起業家のルートです。
起業家として1つだけの雪玉(自分のビジネス)を回して巨大化させるパターンです。

要するに

収入 ZOZOからの役員報酬や株式配当 100億円
支出 生活費年1億円
差額 +99億円

こういう状態です。
支出も多いですが、それを大幅に上回る収入があるので全く盤石。
しかし、会社の経営が傾くと、マイナス99億円ということもあります。

勤め人+アルファはどうなのか?

勤め人+アルファの場合には

収入 ① 給与 50万円 ② 自分のビジネス(家賃収入) 100万円
支出 ① 生活費 35万円 ② 自分のビジネス(返済など) 50万円

収入 150万円
支出  85万円
差額  65万円

こうなります。
借金雪だるまでは支払をしていたものが、
自分に入ってくるようになるのが、「雪だるまの逆回転」ということです。

それから② 自分のビジネスからの収入が大きくなれば
① 給与がなくてもOKとなります。

このタイミングこそ、勤め人卒業のタイミングです。
全ての卒業者は全員この状態を作り出してから勤め人を卒業します。

愚かなフリーランスは②が全くない状態で①を捨ててしまいます。
②が少ない状態で①を捨ててしまうと生活が困窮することになります。

②の自分のビジネス(不動産)を作るまでが大変

②の雪だるまの芯となる『雪玉』が大事なのです。
この②の雪だるまからの収入を得るために私は1億6,000万円投資してきました。
この1億6,000万円はどのように集めてきたのでしょう?

(1) 借金で9,000万円を調達
(2) ①の給料ー生活費の差額をコツコツ雪玉に投資
(3) ②の家賃収入を雪だるまの芯に再投資

大まかにいうとこの3つの資金をドンドン②へ流し込むことで
雪玉の芯を大きくしてきました。

玉を2つ転がしながら2つ目の玉を大きくしていくのが勤め人+アルファ

起業家、フリーランスのリスクを回避しつつ、時間をかけて起業家・投資家の立ち位置を手に入れる。

労働力を売り、生活を切り詰め、手残りの現金を増やして、資産に投資する。
こういう流れです。
これをもくもく淡々と行うことが全てです。

最初は労働力の販売という1つの玉です。
そこから産み出されるキャッシュを溜めて500万円の玉を作り、
2つ目の玉として回転させていきます。
1つ目と2つ目の玉から産まれるキャッシュをまた貯めて
2つ目の玉を大きくする。

2つ目の玉だけで生活費を賄えるようになったらその玉からの収入で
①の収入を得るための労働を辞める。
これだけです。
サウザー師匠は「労働力を買い戻す」という表現をしていましたが、
言い得て妙です。

全体のイメージが作れたら具体的なノウハウに進む

2つの雪玉を転がしていって2つ目を大きくする。
そして2つ目を十分に大きくしたら1つ目の雪玉を転がすのを辞める。

このイメージを形成できたら、
次は具体論です。

そこからは自分で考えましょう。

① サウザー師匠は ホワイト労働+築古戸建DIY再生投資
② 私は ホワイト労働+ダブルワーク+都心不動産現金投資
③ 加藤ひろゆき先生も 労働者 + 戸建・激安アパート投資

まあ、大体似たり寄ったりな流れになりますね(笑)。
そうなんです。
この資本主義の攻略法は一般化できるのがすごいところです。

ZOZOの前澤社長の手法は100人やっても100人失敗しますが、
勤め人+アルファでコツコツやる手法は100人が適切にやれば90人は成功すると思います。
是非皆さんも具体的にゴールまでの戦略を練ってみて下さい。

さて、何年で卒業のシミュレーションができたでしょう?
是非教えて下さい。

をはり

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