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16号物件の投資を検討中

動かないと決めていた2020年だが

動かない!と、決めていた2020年。
しかし、私のメイン管理会社から購入の打診があった物件への投資を検討している。
というのも銀行との取引開始が今一つ不調。

全然融資の検討が進めて貰えない状況に失望している。
書類を提出して既に2週間が経過。
音沙汰ナシ。
非常に失望しており、カードローン投資+共同担保に入れて三井住友トラストL&Fで買うというスタイルに戻そうかと思っている。

幸いにして今回の物件は総額800万円。
何とか手持ちのキャッシュで調達可能な金額。
決戦に備えて温存していたのだが、
既に1年半も投資から遠ざかっているので、
そろそろ買いたいと思ってはいたところ。

そこへ
「都内、戸建、利回り12%以上」という私の投資基準に合う優良物件の提案があった。
自分で探すと厄年パワーに負けそうだが、
今回は5年以上私のメインパートナーとなっている不動産会社からの提案だ。
ミスった時にはちゃんと責任を取ってくれる信頼できる相手なので、
ここは話に乗ろうかと思っている。

ご縁はいつも誰かが運んでくる

自ら能動的に探し当てたものが良いという考えはよくある話だが、
時代の流れ、タイミング、自分の能力、人とのつながり。
人生は自分以外の要素で決定されることが多い。

確かに徳川家康公が天下を統一できたことは、
彼の努力に負うところが大きい。
しかし、織田信長が本能寺で没することなく天下を平定する可能性は高かったし、
武田信玄が三方ヶ原の戦いの後浜松城を攻略していたら家康も死んでいた。
秀吉が健康に留意してあと10年も長生きしていたら、
家康公の天下にはならなかった可能性もある。

本人の努力が与える影響は、実は驚くほど小さい。
それは努力が不要ということではない。
当然ながらの努力を前提として、最後の一押しは天命で定まる。
そんな風に私は思う。

今年は私の厄年ということで、行動を大きく控えてきた。
コロナという災厄も私の行動を自粛の方向に促してきた。
自粛という行動は私の積極的選択であり、一定の成果を得たことは確かだ。
ここへきて信頼のおけるパートナーからの提案は断るべきかとも思えるが、
私はあえて進もうかと思う。

付き合いの浅い相手からの提案であれば一蹴しているところ。
情報発信者として成功するという方向にちょっと違和感を感じていたこともある。
銀行取引をスタートして大きなレバレッジで一気に拡大しようという目標設定であったが、
このコロナ不景気の状況に関してはその局面ではないと思っている。
(不景気ではあるが物件価格が高値で固定されているため)

ココは従来成功してきた投資手法を維持して、
地道な拡大を進める時だと思う。

購入完了は9月になる。

投資実行はおそらく9月になると思う。
まだ現地も見ていないし、内部の状況次第では転進もあり得る。
しかし、今回は決まる気がする。

健美家を見ても楽待ちを見てもどこを見ても、
なかなかリフォーム込で12%で回る23区内の戸建物件は見当たらない。
やはり特にボロ戸建投資は今、過熱気味である。
どうしても銀行の目線に合う物件は、買える人が多いので、
利回りが低くなりがちだ。

大体フルローンで買い進めた投資家はアベノミクス前に買っていることが多い気がするし、
9%程度で郊外の物件を買ってもキャッシュフローが弱い。

私は学生時代アパートに住んでいたことがあり、
あの住んでいるだけで気分が滅入る感覚が嫌いだ。
特に23区内の戸建ニーズと稼働の安定性には圧倒的な信頼感がある。
(私の投資歴10年でほとんど退去が発生しない)

銀行取引スタートを目指していたが、
カードローン投資家に戻ろうかと思う。
書類を提出しても電話すらくれない銀行の態度を見れば、
私の決算書がゴミだという事実を無言ながら雄弁に語っている。

その現実を直視し、私はやはりアウトサイダーとして
地下に戻ろうと思う。
勤め人をしながら法人を繰り回して、
汚く、狡猾に投資をして行こうと思う。

日の当たる方向に出ようとしたモグラは現実を見て再び地中に帰る。

そんな厄年後半戦である。

つづく


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