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私が今売っている商品

基本的には勤め人と大家だけでいい

近所の大川歯科(仮名)という歯科医院があるのだが、
がいるのだが周辺に10棟くらいマンションを持っている。
マンションの名前にOHKAWAと付けるので一目瞭然なのだが、
きぬた歯科みたいなものだろうか。
あえて隠さないスタイルなのか。

歯科医院の経営と不動産だけでおそらく40億円くらいの資産規模ではなかろうか。
また大川という名前を付けるだけじゃなくて、
OHKAWA1987とか、建築した年代も建物に刻んでいる。
そう考えると、バブルの頃の建築もあるから、案外借金が残っているのかもしれんけど(笑)

医者と不動産の組み合わせはかなり強い。
実際私の自宅も借家なのだが、オーナーは2代目の医者だ。
千葉大の医学部を卒業した立派な先生なのだ。
父親も医者で、近所で開業医をしていたらしい。
近隣の土地は全てこの医者の土地である。
最近宅地分譲されて跡形もなくなってしまったが、
その売却益はしっかり残っているだろう。

医者で稼いで、収益は不動産に投資していく。
病院をデカくするという戦略でもいいのだろうが、
ボス猿的な欲求が強い人でもない限りは
不動産に投下していくのがいい。

凡人はこれだけでいいと思う。
実際私も凡人である。
これだけでいい。

これだけでカネの問題は解決する。
時間はかかるが。

それを前提としたうえでの話。

一応売っている商品

1,000円のコンサルティングサービスは商品ではない。
市場調査であり、友達探しに過ぎない。

それでも私は売っている商品が2つある。
ただし、大っぴらに宣伝はしていない。

1つ目「5%の利回り債権」

売れ筋の商品であるが、いかんせん5%も金利を払うのは
俺の法人なので商品の供給には限界がある。
3名に売れている。
うち2名に関しては完済した後、追加購入せずにいなくなってしまった。

結局今のお客様(債権者ともいう)は1名で、14口(1,400万円)全部買っている。
買い占めである。

いい商品の供給は限られる。
5%の確定利回り債権なんて売っていない。

「みんなで大家さん」なんて商品があるが、
利回り7%確実なのであれば、なぜ宣伝しないと売れないのか疑問だ。
7%を受け止め続けるのも辛いと思うのだがしかし。

私をよく知らない人から見れば、みんなで大家さんも私の法人に対する債権も怪しいものだ。知っている人だけが買って、コッソリ稼ぐのは世の常である。

この商品の限界は2,000万円だ。
5%の金利負担を吸収するために投資しなければいけないし、
最近は資金調達も5%以下でできるようになってきたので、
大っぴらに売るものではないし、コッソリやっている。
購入希望者が居れば売る。というかカネを借りるだけなのだが、
まあ商品と言えば商品なのかもしれん。

今はアメリカ国債が5%程度の利息が付いているが、
これは往復の為替コストや、為替変動リスクを考慮すると、
投資できるのはドルベースの収益がある人だけだ。
そう考えると日本円で5%で利息を取れるのはいいのかもしれん。

しかし、この商品は利払いは5%保証されるのだが、
元金は私にカネがあれば勝手に返済されてしまうという商品設計になっている。
そんなSAT債を買いたい人がいたらブログへのコメントか
X(Twitter)でメッセージを送ってほしい。
(金融商品を売っているのではない、カネを貸してくれと言っているのだから
免許や登録は要らないはずだ)

管理が面倒なので1口100万円からである。
あと2口だけ売る。

年100万円のコンサルティングサービス(黒字の法人限定)

節税とコンサルティングが複合されたサービスだ。
このサービスはあまり詳しく書くことができない。
黒字で、節税ニーズがある黒字法人、そして、オーナー企業でしか使えない商品だ。
これは2社に売れている。
この商品の問題は、2口以上は売ることができない。

なぜならば売り手(私)に全く利益がないからである。
利益が出るように価格設定すればいいのだが、
それをしてしまうと、買い手にメリットがない。

なぜか手元に現金がゼロでも買える。
PLとBSを都合よく動かすだけでキャッシュは全く変動しない。
あまりに相手を選ぶ商品だ。
さらに販売可能期間は3月~5月の3か月のみ。

今期はもう1口売れてしまったのであと1口在庫がある。
買ってみたい(まあカネは1円もかからないのだが)人は上記同様である。

やはり私には売り物がない

聖丁や加藤ひろゆき先生は音声コンテンツという商品があるが、
私にはない。

私も勤め人卒業後に売れる商品が欲しいと思って、試行錯誤をしている。
SAT債(5%)にしても㊙100万円の支払税&経費創造サービスにしても
これは商品とは呼べない。

「SAT債」はただの資金調達であるし、金利が高いので私のメリットが少ない。

「㊙100」は大ヒット商品になる可能性があるが、大ヒット商品になったらおそらく税制が改正されるだろうし、売れば売るほど、私が損をする。3か月間しか売れない。

SAT債は顧客1名、㊙100も顧客1名、追加販売数は2,1とさせて頂くが、
うれなくても一向に構わない。
そもそも今まで売っていたのではなくて、
顧客と雑談していて、悩みを聞いて、じゃあこうしようというので、ソリューションを提供したものだ。

SAT債に関しては、顧客は大手監査法人勤務の会計士である。
市場関係者で、梨下に冠を正さずという訳で、
有価証券投資ができない。市場連動型のETFしか買えないというので、
5%で私が借りようという話になった。
5%で借りて私が貸家を買い、収益から利払い、元金返済をしている。
最初は、大家業をやってみたいというので、身銭を切らないと学習効果が薄いと思って、
私に貸して、大家業のやり方を学習するという話だった。

しかし、この顧客は「やっぱ大家業はめんどくさそう」というので、
スタートしなかった。
しかし、5%の利息収入は大いに満足なので、そのまま借りてくれ。という。
そんなわけで何故かずっと借りている。

「㊙100」については、知り合いの企業が黒字が出すぎても困るので、
合法の節税策を編み出してほしいというので開発された商品である。
最初は赤字企業だったが、私の助言を実行する気力が経営者にはあったので、
V時回復した。親父さんがレバレッジドリースで作った借金の完済も見えてきた。
苦肉の策で開発した商品なのだが、いかんせん、
世の中のあらゆる節税商品は課税の繰り延べに過ぎない。
さらに投資対象も航空機やら船舶やら、足場やら。
怪しいものが多すぎる。
この商品が素晴らしいのは、1粒で3度おいしい。法人税で1粒、消費税で2粒、役員貸付金で3粒なのだ。
なぜそれが可能になったかというと、まさに税金が善意で設定した非課税枠を利用しているからだ。
あまりに素晴らしいのでもっと売ってほしいといわれたが、
残念ながら1社100万円が限界だ。

商品開発はお悩み相談から生まれる

何が言いたいかというと、
商品とは一人で考えていても開発できないということだ。

誰かの悩みをより効率的に解決することが商品の本質だ。
腹が減る→食料を売る。
眠い→寝具
など、既にある商品に対抗していくのは難しいから、
必然的に、まだ世に存在しない商品を作るのが望ましい。

自分が使っている商品でそれを改善していくという方法もある。
筋トレをする人が自分でプロテインやトレーニング器具やジムを作ってしまうというのはこれだ。

しかし、私が日々使っている商品では改善したいものは見つからなかった。
となれば、解決策は外にあるに違いない。
そう思って1,000円コンサルティングサービスも始めた次第である。

既に何名も面談をさせて頂いたが、
商品は思いつかなかったが、
1件目がなかなか踏み出せない投資家予備軍に対しては、
やめたくなったら俺が買値で買うから買え!
と言ったことから、
「俺買取保証の大家背中押しサービス」を思いついた。

しかし、これも残念なことに、私の利益が少ない。
もう少し設計を工夫しなければならない。

代物弁済予約付で貸金業でカネを貸すという方法もあり得るが、
貸金業での開業は勤め人をしながらでは難しい。
将来の楽しみに取っておく。

まあ、そんな感じで日々楽しくやっている。

をはり




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