金持ちケンカせず
これ、私の座右の銘です
世の平均的なサラリーマンの5倍は稼いでいる私ですが、
まだまだ勤め人をしております。
当然アホな顔して電車にも乗るわけで、
たまには変な人にも絡まれます。
一応大学時代に軽くボクシングをしていたので
殴り合いは嫌いでもありませんが、
ケンカはもちろん、口論もしません。
下劣な言葉でののしられてもスイっと無視して
その場から離れることにしています。
感情のぶつかり合いは本当に割に合わない
よく街中を歩いていると、
(本当はいけませんが)客引きが声をかけてきます。
キャバクラ、キャッチセールス、居酒屋など様々です。
スイっと無視して通り過ぎると
「無視してんじゃねーよオイ」
とか、
「うわーうざー」
と、捨て台詞を言う客引きもたまにいます。
本当に危ない
この一言(ひとこと)、言いたいのはよーーーーく分かります。
電車でもスペースがないのにグイグイ押してくる人、
電車が止まっていないのに、
いち早くドアが開いたら電車から降りようとして
ドアの前にグイグイ割り込んで移動する人。
新幹線で大いびきの人などなど、
まあ「一言いってやりたい」場面は世の中多いですが、
言うのは全く割に合いません。
私は一切関わらないように遠巻きに見るだけにしています。
自分に向かってきたら逃げます。
なぜかというと、
「言ってやる」ことが全く割に合わないのです。
黙って去るのが一番リターンが大きいのです。
言う ⇒ 以下の3つから選択
① 相手が狂った人で刺されるリスク 0.00001%(▲100点)
② 殴り合いになるリスク 0.005%(▲30点)
③ 口論になるリスク 3%(▲10点)
など、言うという選択をした結果得られるリアクションは
どれも「うれしくないもの」です。
よって、最善は「無言で去る」これです。
これはプラスマイナスゼロですが、他の選択肢が全てマイナスなので
ゼロが最善の選択です。
女性が乱暴をされていたら、一応助ける努力はしますが、
意外にも女性が乱暴をされているところを目撃したことは
人生で一度もありません。
男同士の小競り合いは本当によく見ますけど。
金持ちになっても楽しまないと意味がない
このブログを読むような人は少なからずカネに興味があるじゃろ!?
勘定と感情をコントロールする
投資と回収はセットです。
銀行マンはよく『融資の要諦は回収にあり』
と、言いますけど、最近の銀行マンは回収を知りませんねえ。
つまり感情も出口から逆算する必要があるのです。
『怒り』の感情が湧きおこった時に、どうするか選択できるのは自分だけです。
① 怒鳴る
② 殴る
③ 去る
これらの選択肢を出口から逆算します。
① 怒鳴る ➡ 結果:口論になり、最悪②の殴り合いに発展する
② 殴る ➡ 結果:警察に行って留置場に入って会社をクビになる
③ 去る ➡ 結果:イライラはするが、特に何もない
さあ、結果から逆算しましょう。
どれがいいでしょう。
と言うか、③しかありませんね。
会社でも家庭でも投資検討でも
いつでも一緒です。
会社で上司に嫌味を言われたとき、
部下にむかつく態度を取られたとき、
同僚にバカにされたとき。結果から逆算して行動すればいいでしょう。
それで想定とは違った結果が出たら、次からはその結果を反映した
「結果予想」をするだけです。
家庭にいるときも同じです。
妻がイライラしていて、
「たまには食器を洗え」と怒鳴っている。
① 優しく抱きしめる ➡ 結果:けられる
② いつも「ありがとう」と言って洗う ➡ 結果:多少イライラが収まる
③ 怒鳴る ➡ 結果:言い争いに発展し、最悪離婚。養育費、慰謝料支払い。
これも出口を比較すると③が適当です。
このように出口から考えて自分の感情を制御し、態度を選択することは
投資の局面のみならず、人生のあらゆる局面で有効です。
勘定も感情も出口から逆算です。
なぜ感情のコントロールも大事か
感情のコントロールができないと、
「一瞬で全てを失うリスク」
から逃れられません。
「カッとなってやった」
で刑務所に入るようでは、いくらお金があっても楽しめませんし、
それ以前にカッとなるようでは投資で資産を拡大していくことはムリだと言えます。
一気に億単位の借金をしてリタイアしたい。とか、
仮想通貨で数千万円稼いでリタイアしたい。とか、
そんなものに手を出していては、
あっという間に強制退場がオチでしょう。
感情をコントロールする練習
実は私自身、100%感情をコントロールができるとは言えません。
勤め先では感情的になることはありませんが、
家では子供や妻に感情的になってしまうこともあります。
実は私も練習中ですが、感情的なリアクションを回避する練習があります。
それは
「ゆっくり動くこと」です。
大体何か気に障ることを言われると
「すぐに言い返したくなる」
のですが、
これをしてはダメです。
怒りはまず沸点に達して、時間を追うごとに半分になっていくイメージです。
とにかく、すぐに反応しない。
ゆっくりと動くことです。
全てゆっくりです。
呼吸すらゆっくりと、つまり、
反応しない練習です。
これができるようになれば、
「ああ、私は怒りの感情が湧いている」
「ちょっと無になろう」
「よしよし怒りが収まってきた、さてどう反応しようかな」
と、間をおくことが大事です。
自分を怒らせる相手も、同じように怒っていることが多いので、
このクールダウンをすることでお互い冷静になるでしょう。
言い合いになるというのはお湯を掛け合っている状態で、
お互いいつまでも熱が冷めません。
掛けられたからと言って掛け返してしまっては、
ループです。
やられた状態で自分から辞めたとしても、
掛け合いをして10回20回と怒るよりはマシです。
是非皆さんも私と一緒に修行をしてみてください。
私は今では足を踏まえれても怒りませんし、
客引きに罵声を浴びせられても大丈夫です。
子供の生意気な態度に怒らなくなったら私は仏の領域に行くでしょう。
金持ちとして必要なスキルだと思います。
是非1冊読んでみてはいかがでしょう。