サイトアイコン サラリーマンと不動産投資

日本は生産性が低いという嘘

日本は生産性が低いから給料が上がない。という嘘

マスコミの論調を見ていると、
日本は生産性が低いから給料が上がらない。
という言い方をよく目にする。

私はこの生産性と言う言葉の定義が曖昧だと思う。

生産という言葉通りに解釈すると、
産み出すことだから、商品を作り出す効率性のことを言っているはずだ。
しかし、日本は商品の生産力がないのだろうか?
残念だが、これは100%間違っている。
日本で生産しないのは、
「需要がない」からである。

なぜ需要がないか?
それは社会保障費を含めた税金が高過ぎて、カネがないから、欲しくても買えない。
これである。

そもそも、需要と供給(≒生産)はどちらが先なのだろうか?
ニワトリと卵の関係などではない。
明確に「需要」が先である。

仮に生産が先だとしたら、
私は今からガラケーを1億台生産しよう。
生産力をフル拡大して、国民1人1台供給するべく、生産を開始する。
しかし、これは売れるだろうか?
売れるわけがない。

スマホが普及した昨今、ガラケーが1億台売れることはありえない。
つまり、供給サイドの問題ではない。
需要サイドの問題である。

需要、つまり消費したいけどカネがないから、国民はカネを使わない。
災害に備えて蓄財をする民族である日本人は消費を抑えても貯蓄する。
カネが回らないのだ。

企業が生産性を上げる!と言うのは給料を減らす。と同義だ。

そう、日本は生産性が低い!だから生産性を上げろ!
と言う。
しかし、企業が言う生産性とは何かというと、
同じ商品を作る際の製造コストを下げる。
という意味で言っている。

つまり、1円でも製造コストを削るということである。
1万円の商品を100個作れる人がいる。この人の給料が30万円だとする。
すると100万円ー30万円=70万円の利益になる。
この人が同じ給料で200個作れれば企業は170万円の利益になる!
ホラ!生産性の高い人間!
じゃあ給料を10万円上げよう!よかったね!
会社の利益は70万円から160万円になった!よかった!

じゃあ、1人クビにしよう!
さあ、30万円の給与を得る人が2人だったのが、
40万円の給与を得る人1人になり、ゼロの人が1人になった。

日本人の給料は平均30万円から20万円に減りました。
めでたしめでたし。
こうして日本人の給料は韓国に抜かれた。
どうだろう、
生産効率を上げたら個人ベースで見れば増えたかもしれないが、
給与をもらう労働者全体としては減っている。

生産性を上げたら、個人単位では給料は確かに増えるが、
平均給与は下がっちまうんだよ!!!!!

これをやり続けるとどうなるんだ?
給料をもらえる人が減る。
給料をもらって、それを消費する人が減るのだ。
そうやって消費がドンドン減る。

1万円の商品は8,000円に値下げしないといけなくなるぞ。
単価8,000円で、200個作るのだから売り上げは160万円だ。
給料は40万円だから、差額の120万円が企業の利益だ。

あ!企業の利益が減ってしまった!
くそー!じゃあさらに生産性を上げないと!
オラ、1日300個作れ!
これを延々続けているのだ。

それが日本だ。

必要な政策は「減税」「生活困窮者(=消費したい人)にお金を渡す」「公共事業の拡大」

今の日本は税金をどんどん上げている。
なぜなら「財政危機だから(嘘)」
消費する意欲(需要)をどんどん落としている。
需要が落ちるから生産も下げる。
生産を下げて、人件費も減らす→生活保護者が量産される。

この状況を変えるには、減税、現金給付、公共事業という政策しかないのである。
需要が減る中でコストUPである給与UPを民間企業ができるわけないのだ。
政府部門がやるしかない。
なぜなら政府はコストゼロでお金が製造できる唯一の経済主体だから!

そして減税をして現金給付すると、
いままで買いたくても買えなかった人が消費を始める。

売れると分かれば企業は生産を拡大せざるを得ない。
今まで200個しか売れなかったけど、売り切れたぞ?
400個作ったけどまた売り切れた‥‥。
もうウチの企業は400個作るのが限界なんだ…。
ええいしょうがない!値上げしよう。
うわ!でも売れた。
もっと作るために人を採用しなきゃ!
設備も買わなきゃ!設備を買うためのカネを銀行にも借りないといけない。

あーでも、どの企業も同じこと考えてるから、人を採用しようにも求人に応募がない!
しょうがねえ!給料上げるわ!!!!頼む!来てくれ!

こうして給料は上がるのだよ岸田総理。
企業に「お願い」「要請」して上げるものではありませんよ・・・。

公共事業で老朽化した橋の補修やら、
水道管の交換をやるのもいい。
政府から仕事がどんどん受注できるなら、
建設会社はドンドン人を採用する。
それでも人が足りない、
しょうがないから給料を上げて人を集める。

給料をもらった人が居酒屋でストレス解消!
キャバクラで浪費。
こうして経済が回復するのだよ岸田君。
無駄な公共事業じゃなくて必要な公共事業をどんどんやりたまえ!
財政危機とか嘘つくんじゃない!
逆に政府がカネ使わないで税金で吸い上げるから、お金が回らず、税収が減るんだ。
お金が2回転すれば税収は倍だ。
カネの回転速度が半分になったら税収は減るんだ。

プレジデントオンラインの記事の見出しは
「だから給料がちっとも上がらない…経済大国日本が「成長しない国」に転落した根本原因」

中身をみたら口あんぐりである。
生産性と今度はイノベーションをごっちゃにして話をしている。

バカだな、本当にバカだなプレジデントは。
中身が空っぽの記事だぞ。
生産性の言葉の定義がブラブラしているから曖昧な文章になるんだ。
生産性の意味をしっかり切り分けた方が良い。
「需要と供給」の供給としての生産なのか?
生産効率という意味なのか?

生産効率を高めれば高めるほど、人が削られて給料が下がるんだ!
そしてデフレが加速するんじゃ!

何が言いたいかと言うと、やっぱり政府が悪い。
そして政治家を選ぶ国民が悪い。自業自得だ。
私は家を安く買いたたいて、生活保護者に貸して、ガッチリマンデー。

ほなさいなら。


モバイルバージョンを終了