実は私も奨学金を借りていました。
当時は日本育英会というヤツでした。
その他に地元の町から月3万円の奨学金も借りていましたが、
これは親が借りていて、結局それには4年間手を付けずにそのまま返済したと思います。
さすがの親父も田舎の貧乏勤め人だったので、
私に払うのがキツかったのだと思います。
私立大学の学費+仕送り14万円/月
大変だったでしょう。
私はそれに加えて、日本育英会の奨学金を借りていました。
これは15年間毎年1回払いでした。
とてもとてもとてもとても返済がキツかったのを覚えています。
特に司法浪人している2年間。
ブラック企業で働いていた半年が地獄でした。
親から借金して奨学金を払うような有様でしたからね!
ちなみに返済額は年1回17万4千円でした。
これが毎年12月にあるわけです。
なぜ年払いを選択したかと言えば、
年払いにして1月から12月まで返済月が選べるので
返済が遅くできるから。
という情けない理由です。
17.4万円 × 15回 = 261万円ですね。
261万円 ÷ 48カ月 = 5.4万円
毎月5.4万円借りていたことになりますね。
ですから、仕送り14万円と合せて、19.4万円の金を持ちながら、学生生活をしていたことになりますので、
結構裕福な生活をしていたと思います。
ただ、その中から教科書を買ったり、家賃を払ったりしていたので、けして楽ではなかったような気もします。
大学生になったので彼女も欲しいですから、
結局それでも足りずにバイトもしていました。
さらに司法試験を受けるための予備校にも通っていたので、なおさら不足していました。
今思えばもっと苦学生をすべきだったなとも思います。
もっと早く資本主義の洗礼を浴びれば、私も何かに気づくことができたのかもしれませんが、
中途半端に豊かな生活を(借金+親のカネ)してしまったために、自分と周りのエリート達の違いに気づかず、
自分と彼らが同等だと勘違いする羽目になってしまい、結局20代半ばで死ぬような苦しみを味わいました。
人間人生のどこかで必ず苦労するようにできているものですな。
ま、要するに。
こういうことです。
借りて、使ったヤツ、お前らはしっかり返済しろってことです。
理由は「私が返したんだからお前らも返せ」
ってことです。
感情論ですが何か?
仮に奴らを免除するならば、
それまでしっかり返せた人にも全部戻せって話ですよ。
それが公平です。
返済できないなら破産すればよし。
破産者として再起しなさい。
それと給付型奨学金はドンドン進めるべし。
ただし、低級な学力しかない人間は大学に行かずに働けばいいので、大学(学部)のレベルに応じてしっかり良い学生のみを選抜すること!
貧しいけど優秀な人材は国家の宝なので、
バイトで消耗させずに、最先端分野で働くべし。
Fランクのバカ学生に給付型奨学金を与えても仕方ありません。
(まあ浪費するので経済効果があるかもしれませんけど)
異論は受け付けない。
をはり