既に完成したと言ってよい
私が大家業を開始して早12年
早い人は3年もあれば勤め人を卒業してしまうこの業界であるが、
私はかなり長いこと勤め人をしながら大家業を続けている部類だと思う。
地方在住で、子供の教育に月10万円とかかけない質素な生活をしていたら、
私程度の稼ぎでも十分に勤め人卒業はできていたと思う。
3つの罠(結婚、新車、新築の家)のうちの1つにハマってしまったことが1つ。
2,3回の投資の失敗、都心の物件を買っていたから遅かった。
などなど、種々の失敗もありながらも、
現在では給与収入と大家業収入の合計は2,000万円を大きく超える。
私は勤め人+アルファの人生を完成させたと思っている。
ここまで来られるとは思ってもみなかった。
学歴はあった方がいいし、新卒でホワイト優良企業に入るのが最善
私は息子達に自由に生きて欲しい。
男の自由とはカネと女に自由であるということだ。
何にも縛られない自由を享受して欲しい。
その意味で、学歴は正直あった方がいいと思っている。
得意な才能(プロレベルに達するスポーツの能力、売れる芸術の能力や芸能の力)でもない限りは、勤め人からスタートするしかない。
そして勤め人として良さそうなのは、財閥系総合商社や不動産など、
いわゆるハイスぺサラリーマンとしてスタートするのが良い。
そこで労働力の回復、家族を持つためのコスト、を十分に負担してもらいつつ、
自分のビジネスをこさえて独立。
これがいいと思う。
最初から私が支援して起業させるという手もあるが、
最初から楽をさせるべきではない。
是非1回でいいので、勤め人から初めて独立迄持って行って欲しい。
私は戦略も何もないまま、
早稲田大学入学 → 司法浪人 → 第二新卒で就職 → ブラック企業へ転職 → 元の業界に戻る。
という無駄な時間を過ごした。
6年程無為に過ごしてしまった。
このような不要な無駄は極力カットしてあげたいと思っている。
私の人生に赤ペンを入れるとしたら、
大卒時に司法試験などやらずに新卒で大手企業、
ダメでもホワイト中堅企業に潜り込んで、
大家を始めるための準備を3年積むべきだった。
同時に女修行もしておきたい。
そうすれば25歳くらいからコツコツ不動産を買い始めることができ、10年もあれば
十分な財務基盤を整えて独立できるだろう。
筋がよく、結婚という罠を回避できたら5年、3年でも卒業可能であろう。
私は勤め人+アルファとして完成した
私達夫婦は子供に莫大な教育費を投下しているが、
これは私のサラリーだけで賄えている。
つまり不動産からの収益は全く手を付けていない。
そのまま再投資に回っている。
この莫大な教育費への資金流出は3男が大学を卒業するまで、
つまりあと17年程で終わる。
私は57歳になってしまうが、
その時には巨大な規模の不動産収益をもって勤め人引退できるであろう。
(50歳まで引っ張るつもりはないが)
私の場合には勤め人を卒業してまでやりたいことがない。
毎日サウザー師匠を始めとしたエンターテイナーの発信を消費するだけで十分楽しい。
株式や不動産をコツコツ運用することを生業として細々と生きていきたい。
旅行にも興味はないが、
寒い時に温かい場所で過ごし、暑い時期には涼しい場所で生活をしたい希望がある。
読書と多少の運動をしながら健康的に過ごしたい。
無論、3人の息子がカネと女に不自由することないよう、
サウザー師匠の教えをしっかりマスターしてもらうことは言うまでもない。
完成した人生の次の扉が開かない
人生40年も生きたので、前半戦は終わったと言ってよい。
私の人生の前半戦とは
「カネと自由を求める闘争」
これに尽きる。
大半の人間はカネと自由を手に入れられないまま、
一生を終える。
私は得た。
勝利した。
それも40歳という若さで、である。
親が資産家でもないところから2億弱の資産規模と、
1億円程度の純資産を持つに至った。
自分ひとりであれば1億円の5%の配当収益(税引後400万円)があれば
生きていけるレベルだ。
もうこれ以上欲はない。
我欲のステージは終えたのだ。
第2ステージは他社への貢献をキーワードに生きようと思うに至った。
妻、親、子、兄妹。
まずは彼らに、私の友人、そして日本人、アジア人、世界の人々
そんな順番で貢献していこうと思えてきた。
現状を維持するだけで毎年純資産は1,000万円程度増加している。
手に入れた分で、私の必要を超える部分は積極的に周囲に還元していきたい。
厄年を迎えて、厄年が終わった後の人生が見えてきた気がする。
をはり