白熱教室サブスクを色々聞いてみて
滝沢クリスタム氏の白熱教室を聴いて
レンタルスペース経営を少々調べてみた。
少々というのも本当に少々だ。
近所の駅チカボロビルが1時間1,100円(10人会議室)で貸している。
なるほど。
これが週10時間稼働して4万円か…。
月16万円。
このあたりが損益分岐売上高な気がする。
なるほど。
なるほど。
めんどくさそうだ。
やはり色々聞いてみたが、
45歳にもなると精神も肉体も衰えてしまい、
「やってみよう」「やりたい」
という気持ちが出ない。
これで貧乏でカネが必要なら馬力も出るのだが、
特にカネには困っていない。
こうなってしまうと、なかなかどうして
スタートする気にならないのである。
宅建業と貸金業くらいがちょうどいいと思う。
金融業界で長く働くと、根性が腐ると思う。
商売人と上司と役人に媚びを売る人生だからだろう。
自分ではコメの1粒も作らないで、
世間と比べて高い給料を取って偉そうにしているから、
人間性がダメになっていくのだろう。
人間性が悪くならないマトモな人は精神を病む。
精神の病は肉体の病に直結する。
長生きができんのだ。
なんだか話がそれてきた気がする。
要するに、私が今から50の手習いで新しい商売に打って出ることはない。
ということだと思う。
辞職するか解雇されるまで勤め人を継続。
働き口がなくなったら独立して、大家業、不動産業、貸金業だけ、する。
社員は採用しない。
採用しても美人秘書1名のみ。
腹が決まった。
好きなことを仕事にできるのは素晴らしい
芸能人・スポーツ選手などは非常に稀有な存在である。
そもそも一流の芸能人、スポーツ選手であっても、
今はそこまで稼ぎが良くない。
マイナースポーツだと、おそらくサラリーマンに毛が生えたような稼ぎだと思う。
それでも好きなことをしてカネが稼げるのだから、原則としては、いいことだ。
その意味では、やってみないと、どんな仕事も好きになるかどうかは分からない。
私自身、金融の世界で融資、回収をしたが、
融資は嫌だ。
嫌で嫌で仕方がない。
そもそも貸せる相手と言うのは、
極論すれば、誰から借りても構わないのだ。
金利や条件だけの勝負だ。
ようするにどこまで下げられるかの勝負に帰着する。
これは辛い仕事だ。
風俗嬢が指名を受けられるかどうかは容姿+性格だと思うのだが、
融資の場合の融資条件が容姿に当たる。
正確は営業マンのキャラ。
客は数ある風俗嬢の中から、よだれを垂らしながら選ぶのだ。
まさに風俗嬢の気分になる。
非常に気分が悪い仕事である。
融資、それは最悪の仕事だ。
一方回収は、正義の執行人みたいな気分になれる。
大体の債務者は知性が低い。
弱いものイジメだが、そんな弱いものには法的整理の逃げ道がある。
身分不相応な借金をできなくさせてあげて、
地道に働く道へ戻してあげるのだ。
一方で踏み倒す気満々のふざけた債務者である。
これは燃える。
借金のリスケをしながらベンツを決算書に乗せているアホである。
特に債権回収がぬるくなってからは、
この手の債務者が増えたと思う。
マトモにやっていたら100年以上かかる返済条件に緩和してもらい、
家賃収入と返済額の差額で生きている
こういう輩が増えているのは由々しきことで、
一番燃えるシチュエーションだ。
刑事事件における訴追は検察官が行うのだが、
民事(カネの話)においては、回収マンが正義を執行するしかない。
天罰覿面(てんばつてきめん)である。
家賃差押して訴訟して判決を取って、
ベンツをレッカー車で引っ張って行って、中古車屋へ持ち込む。
その売却代金から回収である。
(実際の手続はそうではないが)
これは正直に言って、楽しい。
この回収マンの仕事を楽しいと思える人は少々頭がおかしいとは思う。
しかし、世の中の「営業」と言う仕事は得てして辛いのである。
仮に司法書士、弁護士、不動産鑑定士、会計士であっても、
クライアントにはいつも困っている。
結局、カネのために頭を下げないといかんのだ。
営業が必要ないのは医者だけかもしれん。
ヤコバシ師が化学メーカーの営業マンという
フロンティアの存在を明らかにしてくれたのだが、
商品力が圧倒的なものを売る(御用聞き)のはいい。
さもなくば債権回収が楽しい。
ただし、
最近では債権回収も市場原理が働く。
それは「債権売却」である。
不良債権は、自分で回収すると手間がかかるのだが、
売却してしまえば、早期に資金化できるし、
損金処理のタイミングも自由自在だ。
うわー、今期バカみたいな黒字で税金払わないと‥‥
そんな時は不良資産(債権)を売却して損を出して、
黒字を減らすということもできる。
回収マンを自社で飼っておくよりも、
売却した方が良い。
特に最近はサービサーも過当競争だ。
入札で売却すると、
サービサー同士が勝手に競り合って高値で買っていくのだ。
おかげで銀行業それ自体は、回収担当部署が不要と言ってもいい。
それほど、サービサーは重要なインフラなのである。
一方で、サービサーは金融債権しか扱えないので、
売掛金などはダメである。
こういった債権を扱うビジネスをやりたい。
投資会社である。
節税できた額の5%など、カクヤスで提供したいと思っている。
本業は大家なので、コンサル手数料商売はカクヤスで提供する。
好きなことを探すよりも、
色々やってみない分からないことも多いのだ。
私も回収マンが好きでなったわけではないが、
やってみたら面白かっただけである。
本当は弁護士なりたかったのだが、
私の雑な性格ではきっと成功しなかっただろう。
万事塞翁が馬だ
まとめ
〇 カネの問題を早めに処理しないと、歳食ってから対応しなければいかん。
〇 45歳にもなると、新しい商売を始めるのは心身ともにキツイ。若いうちに作れ。
〇 勤め人でも商売でも、最適ストレスでできることを早く見つけて掘る。
【俺はこうする】
〇 割の良い給料をもらえる間は勤めつつ不動産を増やす
〇 割に合わなくなったら大家業、不動産業、貸金業、怪しいコンサル業を開業する。
そんなことを思った。
やはり聖丁の白熱教室@Noteはいい。
これは全部聞くしかない。
つづく