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勤め人として、「あえて」出世しない

私は吉良吉影が大好きだ

JOJO第4部のボス、吉良吉影。
彼こそ勤め人+アルファの模範たる人物である。
+アルファの部分が犯罪であるだけで、
犯罪ではなく大家業にしたらまさに吉良吉影こそ、
勤め人大家の模範たる人物であろう。

静かに暮らしたい。

そう、私たちが目指すのもささやかな暮らしである。
経済的に不自由を感じない。
自分が食べたいものを食べる。
趣味を思う存分エンジョイする。
その程度である。

車を何台も保有するとか、
1年中海外旅行をするとか、
キラキラしない、
日常を楽しむだけである。

その幸せすら、現代では難しい。
特に安い給料で家庭など持ってしまったら地獄に落ちる。
勤め人には財産を作るほどの給料は払われない。

財産を作って辞められてしまったら困るからだ。
歳を喰って使い物にならなくなるまでは、
引退できないギリギリの水準の給料で働かせねばならぬ。

出世はワリに合わない。

間違いなく言えることだが、
勤め人として昇進することは、全然割に合っていない。
特に部下を持ってしまうと大変だ。

過去と他人は変えられないし、
変えたいとも思わない。
他人を会社に都合がいいように導くなど、
考えただけでゾッとする業務だ。
悪いが他をあたって欲しい。

出世しないのが一番だ。
吉良吉影にもその傾向がある。

本当は1位になる能力があるにも関わらず、
3位という、どうでもいい順位に収まる。
これはとても大事なことだ。

勤め人が高い成果を出し続けたり、
上司の目に止まると、
昇進というチャンス(私からすれば逆だが)が巡ってくることがある。
勤め人はどうしても上司の「引き」がないと出世できないものだが、
逆に言うと「引き」さえあれば多少能力が劣っていても昇進してしまう。

だが、昇進したら、間違いなく忙しくなる。
仕事の複雑さが増加する。
花形部署になど絶対行ってはならない。

自分の適正がある部署で、
業務を完璧に回す。
しかし、それ以上の仕事はしない。
上司との付き合いも基本的には断る。

目立たない、でも、使える人材。
私が目指すポジションがそこにある。

能力をあえて発揮しない。

とても大事なことだが、
一生懸命仕事をして、会社に貢献する。

これは勤め人がよく言われることだ。

営業マンは給料の3倍利益を出さねばならない。

おお、勇ましいじゃないか。

これは大いに間違っている。
それは誰の利益になる言葉だろう?
間違いなく勤め人ではない。
経営者であったり、株主である。

彼らの利益のために、
勤め人の人生を切り売りさせるための言葉なのだ。

彼らには勤め人を経済的に豊かにしようという意思はない。
会社の利益あるのみだ。
今いる勤め人よりも給料が安くて使い勝手がいい人材が採用できるならば、
遠慮なく採用して働かせる。

経営者の視点を持てとか言われるが、
「お前が持て」と言いたい。
勤め人は雇用契約書に書いてある以上の義務はない。
やるべきことをやったらそれ以上働く必要はない。
有給休暇も権利なので全て消化しよう。
育児休暇も大事だ。
会社は他人の集まりだが、子供は自分の分身である。
会社より我が子を優先するのは当たり前だ。

出世は勤め人という身分のまま、安い給料で、
株主や企業がすべきことをヤラされるだけと心得よ。

その意味で、自分が優秀であることは仕事で表現してはならない。
仮に自分が知っていることを尋ねられても、「知らぬ」と答えるか黙して語らないのが良い。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

私は法律に詳しいので、上司が初歩的な問題を顧問弁護士に質問しているのを見て、
上司の無知を心で笑わざるを得ないことがある。
無駄なカネを払って顧問弁護士に質問しているので、コストの無駄でもある。
弁護士でも私が助言しても信用しないであろうし、
そこは黙って好きなようにさせるのが部下というものだ。

また、現場での交渉をしている担当者として
明らかに間違った指示もある。
それも適当に聞き流す。
指示通りやると交渉が決裂するのが目に見えているので、
バカ上司がこう言ってますけど、我々の目標はこうです。
しかしこれは高過ぎるので、この位は会社の譲歩を引き出せるでしょう。

とやって落としどころを探るのが賢い平社員というものである。
そしてうまく行ったら、上司の助言のお陰ですと言っておけば良い。

能力をアピールしてもそれほど給料は上がらない。
むしろ有能さを買われてハシタガネで昇進させられたらわりに合わない。
無能と有能の間の丁度いいバランスのポジションを取りながら、
不動産を買い進めて上司の2倍稼ぐのが最善なのである。

犯罪を犯さない吉良吉影。
これぞ勤め人+アルファの完成形だ。

つづく

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