諦めた社員
会社に対する不平不満を公言する社員がいる。
ここがダメ、あそこがダメ。
そいつの性格という観点もあるが、
この社員はまだやめない。
「そうダメダメ言うならお前がやってみろ!」
と、私が経営者ならやらせる。
私も一時このタイプの社員だったことが無いわけではない。
不満があって、特にちゃんと上司に対面で改善提案を理路整然とするような社員は
まだまだ見どころがある。
私も天才上司君に、現在の仕事量は私のキャパシティに対してオーバーしていますから、
新しい査定の仕事は受けられません。
と、言ったら、評価が最低、「SATさんは社員無理ですよ」と言われたことで、
完全に私のやる気はなくなった。
不思議なもので、昨年までは、営業数字が足りないと言われれば
昔の知り合いに頭を下げて案件を出してもらってきたのだが、
もう、なにかがプッツリと切れたように、
今の勤務先に対して何の興味もなくなってしまった。
さらにもう1名の学歴ロンダリング上司も、
遠慮なく古参の女性をクビにして、若い女子を採用したのだが、
仕事ができないだのやる気がないだのと、陰口をたたいている。
おいおいおいおい、無能な部下などいない。
無能な指揮官がいるだけだ。
まあ、この俺様をゴミ扱いして、
こんな連中が役員としてのさばるなら、もうこの会社も長くねぇな。
と、思う。
アドラー心理学でいうところの、
問題行動の5段階というのがある。
➀ 賞賛の欲求
② 注目の喚起
③ 権力闘争
➃ 復讐
➄ 無能の証明
これにも似ている。
諦めの場合にはまず、努力が無効となることが必要だ。
死に至る病を受け入れる人間の心理も近い。
➀ 否認
② 怒り
③ 取引
➃ 抑うつ
➄ 受容
これが勤め人の退職の場合には
退職を決めるまでに
➀ 勤め先のために頑張る
② 努力が報われない
③ 文句言う
➃ 文句を言っても変わらないので諦める
➄ 無の心で転職
まあこんな所だろう。
私の場合には、➀~➃のプロセスをすっ飛ばして、
➄に直行だ。
まあ、銀行から来た出向者も、天才上司君に関しては、
全会一致で「ASD」患者だと断定している。
というか、そういうASD患者を役員的立場に置く社長も
どうかしてる。
社長は嫌いではない、むしろ好きだが、その次の世代と私は一緒にやっていけない。
生活のために働かなければいけない。
そんな立場なら、無理をして、ストレスを抱えながらも働くのだろう。
ただ、この働き方は大いに身体に悪い。
ADHDとASDの上司から偉そうに命令されるのは大いに寿命をすり減らす。
最低限の仕事はこなすが、
やる気が感じられない人。
付き合いも最低限、定時に帰るし、有休も積極的に消化する人。
職場での人間関係を深めようとしない人。
まあ私のことなのだが、
このタイプの人は既に会社を見限っているのである。
勤め先の人間関係はキレイサッパリ消える関係だ
退職と同時に消える。
それが勤め先の人間関係である。
私はこれに時間を投資するのをやめて、
家族でビジネスをする方向に舵を切る。
家族は絶対に縁が切れない。
どちらかが死ぬまで関係は続く。
しかし、
労働者同士の人間関係は、退職によって即消滅する。
ただの浪費である。
投資なら資産に積みあがるが、
ただの浪費はPLのマイナスとなり、
自分の純資産を減らす。
まさに勤め人労働は人生(命)の消費である。
家族との時間は一生ものだが、
ただの労働者は使ったら消えるアブク銭のように
それだけの薄い関係だ。
私はこれも非常に無駄だと思っている。
そこでできれば、息子らが大学を卒業する前に、
経営者になって、息子らが望めば採用できるような
法人に成長させておきたいと思っているのだ。
さすがにカネのことは任せられないが、
最後は家族だと言う関係性、つまり高レベルの信頼を持つ者同士で
一緒にビジネスができれば、これが一番だと思う。
とは言え、家族経営もケンカ別れすることもある。
脱税理士スガワラくんも、父親とけんか別れして独立したと言っていたし。
大企業でも親子喧嘩をして会社を割っている場面が散見される。
かと言って、
勤め人として嫌な人間と一緒に働いて、
他人の利益に貢献するのは癪だ。
60歳まで引っ張る可能性はあるが、50歳だろう。
恐らくここだ。
おぼろげながら浮かんできたんです50という数字が。
おそらく私が関わってきたファンドの最終終了年があと3年なのだ。
ちょうど50歳を前に引退だ。
その次のファンドからは私は殆ど関与していないが、
関与したファンドまでは成功報酬を頂くことができる。
当然の権利として頂く。
また、おそらくこのファンドの最終終了年までが、
今の社長に法的な責任がある。
私は彼がこのファンド終了のタイミングで卒業すると踏んでいる。
ただ、もしも、仮に、社長が辞めなくても、
私は辞める。
2029年で勤め人は終わりだ。
2030年からは経営者SATの物語が始まる。
出世する漫画の主人公島耕作みたいだ。
まあ、島君はずっと勤め人だが。
初代SATの人生は50歳で一区切り。
(70歳でオシマイDeath)
50歳からはSAT法人の経営に勤しむことにする。
長男20歳、次男15歳、三男14歳になっている
これから次男の受験、三男の受験、大学の学費という
支出イベントが目白押しなところだが、
多分大丈夫だ。
というか今すぐに勤め人を辞めても大丈夫なのだが(笑)。
多分マトモに経営者ができるのは50歳から60歳までだと思う。
65歳までは社長をやる。
長男は35、次男も30、三男も29歳になっているだろう。
ここまで来ると、ある程度息子らの形質も定まってくる。
65歳から70歳までの5年でSAT家総帥を辞する。
あとは会長として生きる。
ハッキリ言って3人の息子のどれが適任か分からん。
そもそもやってくれるのかどうかも分からん。
30歳まで来るとある程度その男のスタイルが見える。
経歴は嘘は付けない。
大学は行ったのか?
どの程度の偏差値か?
大学生活では何をしていたか、借金はしているか?
しているとしたら資金使途は?
バイトはしているか?貯金は?
配偶者はどうか?
などなど。
港区女子というか整形ロボみたいな女と結婚したりしたら、
もうその時点で破門だ。
そういうモノを選ぶ時点で将来性がない。
まあ、なんだかんだと言うが、
勤め人として今の会社の将来には全く期待できないし、
興味もないの。
しかし、息子の将来、まだ見ぬ孫世代に関しては大いに楽しみだ。
純資産10億程度の中小企業だが、
それをどう扱ってくれるかも大いに楽しみだ。
5世代くらい後に、またSAT家に転生して、
今度は最初から起業するパターンの人生もやってみたい。
つづく

