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人生の経済的攻略法

1人で生きていくのはそれほど難しくはない

ソコソコの学歴があれば、
ソコソコのホワイト企業に入り込むことは難しくはない。
企業の給与は社員の「生活費」である。

聖丁曰く
「正社員」…自分と家族の生活費が支給される。
「派遣社員」…自分1人の生活費が支給される。
「アルバイト」…自分1人の生活費以下(こづかい)が支給される。

と。

当然
「正社員」を狙う。
年齢に応じて給与が上がるのは、
給与が成果に対する報酬ではなく、生活保障費であることの証拠である。

自分の生活費と、家族の生活費分の支給を受けながら、
住居費や食費を減らすために実家に寄生する。
さらに結婚や育児を遅らせることで、
余剰資金を自分のビジネスに回すのが基本戦略である。

この戦略に沿って生きれば、
経済的には楽に生きることができる。

持ち家や家族を持つことを諦めれば、
それほど経済的に苦しくなることはない。

第一段階は楽勝で超えられる。第二段階は。

私もそうだが、
第一段階は、ほぼ無意識に超えられた人が多い。
何も考えずに学校で勉強して、部活をして、それなりにやっていれば、
第一段階は何の苦も無く突破できる。

さて第二段階である。
第二段階で第一段階をクリアした人々の9割以上が罠にハマる。
自分ひとりの生活費以上を与えられると、
家族を作り、持ち家を持ち、自家用車を保有する。

要するに「普通の人生」を選ぶ。
私の場合も就職で失敗したものの、
戦うモチベーションは、
「就職で失敗しなかった人に勝ちたい」
という既存の第二段階の常識の範囲内でのものだった。

高給取りの大企業に就職した友人達に対抗するソリューションが、
勤め人+大家であったのである。
結果的には、私の選択した方法が圧倒的に強かった。

私の場合にはエリートホワイト勤め人になったので、
結果的に勤め人という枠内だけで、友人たちに追いついて、
追いつく過程で集めた不動産が収入をさらに押し上げたことになる。

となれば、
高給取りの勤め人が不動産を組み合わせると、
さらに有利であることは自明である。

第二段階の罠にハマらないために

何も考えずに生きていると、
優良企業に就職して結婚して家を買う。
育児をして出世を目指して一生懸命働く。
当然こうなる。

この罠にハマらないためには
① 結婚、持ち家を先送りする。
② 余剰資金で貸家を買う。
③ 貸家の規模を勤め人の収入に追いつかせる。

というプロセスを選択する。

「貸家」

は自分の好きなビジネスでも良い。
出世を目指して会社内部で一生懸命働くのではなく、
普通の成果を出して給与は守りつつ、
自分のビジネス(貸家)にエネルギーを費やすのである。

これによって自分の収入は
給与と自分のビジネスの2本となり、
いずれ自分のビジネスが給与を上回る。
その後、給与を得る手段を切り捨てても生きられるようにする。

家族、持ち家、自家用車はその後にするのが
第二段階を攻略する肝である。
第二段階のクリアは経済的独立を以て完成する。

第一段階で学歴からドロップアウトしてしまった人に関しては、
私はよくわからないが、自営業で頑張る方が良いだろう。
手に職を付けるほうが良い。
中途半端な学歴ではブラック企業で消耗させられる可能性が高いからだ。

真の人生とは第三段階にある。

経済的に自由になる(勤め人を卒業する)ことで第三段階に進む。
経済的に自由に自らの心の赴くままに生きる段階である。
この段階にマニュアルはないと思う。
楽しんだ者が勝者である。

私の過ち

私が第三段階に進めない理由は種々あるが、
プライバシーに関係するため、多くは言えない。
(単に言いたくない)

ポイントは勤め人早期に家族を作ったことも理由の1つではあると思う。
家族を持ったこと自体には後悔はないし、
実際家族がいるから、転職して給与を上げたのかもしれない。
不動産も家族の食い扶持を増やして自分の自由なカネも欲しいから買ったのかもしれない。

かと言って、家族を先にするのは100%下策であり、
子息の教育費や生活コストの拡大を先にするのは良い作戦ではない。
これは明白だ。

こういう話をすると、感情的な人は現在の家族に対する冒涜(ぼうとく)という
批判をするが、そうではない。
事実、ルールがそう組み立てられているという話である。

学校を出て勤め人になるように大多数の人は誘導されており、
その方向に進むと、貧しい人生になるようルールが決まっている。

間違ったルールに従ってはいけない。

とはいえ、皆が正しいルールに従うと、世の中は回らないので、
私とそれを知る一部の仲間が正しいルールに従えばそれでよしとする。

をはり


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