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ダレガカブを売っているのか?

ダレガカブ売るの?

ダウ平均がまた2,300ドル(9.9%)下げた。
2020年3月12日のことである。

まさにダレノガレ、いや、誰が株売るの?って状況である。
誰が誰がと反復していたら、
ダレノガレさんが思い浮かんだ。
最近芸能人の顔と名前が全く一致しない中で、
一見覚えにくそうなこの名前がスッと記憶に定着しているのは
素晴らしい。

どこの国の人かは存じ上げませんが、
覚えられやすい名前というのは大変結構なことだ。

さて、話が最初からズレまくった。

株価の上下にイチイチ理由をつけるエコノミスト

トランプ大統領の発言が…
日銀の方針が…

色々理由をつけて毎日毎日株価や為替の価格を論じる人々。
アホである。
彼らのような人間は100%マーケットで利益を出していない。
価格が変動する理由は、
売りたい人と買いたい人の合意に過ぎない。

市場参加者の数だけその思惑があるのであり、
理由は1つではない。
だからそれをあえて1つのフレーズで説明することに意味はない。

無知な視聴者が最大公約数的に納得できるワードを並べているだけだ。
よってニュース解説が始まった瞬間に、
ダレノガレの美しい写真でも眺めていればよい。

株価が下がるということはどういうことか?

それは株を持っている人が売っているということだ。

そして株を持っている人は「これ以上上がらないから売る」
という姿勢で臨んでいる。
買う人は「もっと上がるから買う」
のである。

世の中には「売買差益」で稼ごうという人間が多数存在する。
そいつらの思惑で上下しているのだ。

そもそも売る気がない。
持っていることを忘れている人。
これらの人は市場に参加していないのだから、
彼らの思惑は関係ない。

さらに関係ない人がいる。
それが「賢明なる投資家」である。
ウォーレン・バフェットはおそらく今回の危機で株を売っていないだろう。
私も売っていない。
パニックの後にゆっくりショッピングを楽しむだけだ。

今回の株安を演出しているのは
「売買差益」で稼ごうという連中である。
そいつらはどこのだれか?
そんなことは調べても分かるわけないが、
大体検討はつく。

大事なことは
「富の99%は1%の人間が握っている」
という有名な言葉。
そして今回の株安を演出しているのも、
間違いなくこの1%の連中だ。

1%の連中がしかけていること

これはダウ平均の40年分の価格推移だ。
見ればわかる通り、上下を繰り返している。
最近では29,000ドルまで上昇した。

1%の連中はここで株を売る。
そして売り続けるのである。

29,000円で売り始め、
おそらく4割まで下落する。
リーマンショック時はそこまで落ちたのだ。
そう12,000ドルまで2年で落ちるだろう。

ベア相場(弱気相場)は窓から飛び降りてくる。
のであり、
ブル相場(強気相場)は階段を駆け上がってくる。
の格言通り、下落相場は早い。

まあ平均して1%の連中は20,000ドルで持ち株を処分して、
下がりきったところで12,000ドルで買い戻すだろう。
その後4年程度をかけて株価は29,000ドルへ戻すだろう。
その後は5年程度かけてまたジワジワ上げる。

相場はこれの繰り返しだ。
適当な理由をつけて相場の上下を解説しているものは多いが、
結局これなのだ。

今回の株価の推移も、
1%の連中が仕掛けていることに他ならない。
愚かな売買差益で稼ごうというものたちの富を根こそぎ刈り取っていくのである。

是非5年後を見ているとよい。
今の大金持ちの連中の資産規模がまたしても膨れ上がっていることだろう。
そんなにたくさんお金があっても
人間の寿命は決まっているのに。
貪欲な連中である。

1%の連中にやられないために

もっとも投資成績が良い人はどんな人かご存じだろうか?

答えは
〇 死んだ人
〇 株を買ったことを忘れた人
である。

つまり、買ってはいるものの、
売買をしないのが最も投資成績がよくなるのである。

バフェットは
「明日市場が閉鎖されても全く困らない株を買いなさい」
と、
そしてその企業を丸ごと買うつもりで投資を検討せよ。
とも言った。

私は
〇 JT
〇 三菱商事
〇 住友商事
〇 三菱UFJフィナンシャルグループ

この3つの銘柄と優待銘柄として
〇 ラサ商事
〇 アサックス

などを保有している。
私は障害をかけてこれらの企業を全部買うつもりで買い続けるだろう。
(明らかなバブルが来ればべつだが)

今の相場では私も少し稼がせてもらおうと思っている。
今の勤め先が倒産しないことが前提ではあるが。

つづく

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