GWに毎年書いている気がする
ゴールデンウィークである。
今年は暦(こよみ)の並びが悪く、飛び石になっているが、
休日だから外出しようとか、クダラナイ考えは以前より多少薄れている気がする。
理由は1つ。
日本人が貧乏になってんだなこれが。
明らかに所得が減っている。
エンゲル係数を見ると、今の数値は1979年頃と同水準だ。
つまりだな、
私が産まれた時レベルに日本人は貧しくなっている。
収入における食費の割合が増加しているとはそういうことだ。
衣食住にカネを使ったら、後は何も残らないという世界だから、
外出もできなければ、外食もできない。
やりたくてもできないのである。
ただし、
私の周囲の勤め人は平均所得が高い。
それなりにディズニーだの、国内旅行にはよく出かける。
一時期は海外が当然だったが、
円安の影響もあるだろう。
減った。
大分減った。
日本の経済政策は狂っていて、
経済発展「しないように」意図的に税制を筆頭に政策を立案している。
これは、間違ってるよ!おい!
という話ではないのである。
意図的に、国民を貧しくさせている。
私程度の頭でも、誤った政策であり、
現実として、経済成長が30年以上ストップ。
諸外国は経済成長を続けている。
私が落ちた国立大学を出ている官僚がそんなことに気づかないわけがない。
頭が良い上に、それが仕事なのに、気づかない?
それは嘘である。
確信犯的に、日本の経済成長を止めている。
そして徴収を強化して、外国への支援、外国人の日本流入、
帰化人の政治参加を積極的に推進しているのである。
さすがおとなしい日本人も最近は気づいていて、
自民党へのバッシングが強くなってきた。
私も参政党に入党したほどである。
そのようなマクロな状況を加味して、
ゴールデンウィークの過ごし方を考えるのだ。
消費税は消費したら罰金ということ
外食したら10%、持ち帰ったら8%
つまり外食したら罰金ということである。
(厳密にいうと消費税は価格の一部でしかないのだが)
政府の公式見解はこうだ。
カネを使うな、使ったら罰金だ。と。
カネが円滑に回転すると経済発展が進む。
これを阻害したいので、消費税は絶対に下げない。
むしろもっと上げる。
誤った政策を正すのは私には無理だし、
資本家を志す労働者の皆さんにも無理だ。
男子一生の仕事として参政党の神谷さんみたいに取り組まねばならない大事(だいじ)である。
私達がすべき最初の1歩は
「金をつかわねぇ」
これに限る。
特にGWはあらゆる物価が高い。
金曜日の居酒屋状態なのだ。
高い時に買う、投資では最も忌むべき行為だが、
それは消費でも同じだ。
激安中古車を買う。この手法は、
激安戸建を買うのと同じ。
誰かが損を引き受けた後、
使用価値が十分に残っている激安なものを買うのだ。
GWに旅行に行って、勤め人をするヤツは阿呆である。
GWに物件を修理して、勤め人を卒業し、
平日の激安、空いている時期に思う存分旅行をしたらいい。
政府が明確な意図を持って、日本人は経済的に豊かになってはいけない。
と命令しているのだから、それに従うわけではないが、流れに逆らわないことだ。
野球で言ったら、ツーアウト満塁。
カウントノースリーの状態だ。
次の投入は見送る。
そんな当たり前の行動だ。
確かにど真ん中、ストレートが来る可能性も高いが、
そもそもノースリーまで乱れた投手だ。
見送って確実に1点取るべきだろう。
そういう定石、資本主義ゲームにおいて、
期待リターンが大きい行動を1つ1つ積み重ねていくことが大事だ。
バクチは必要ない。
49対51の確率、期待リターンは2倍のゲームに
ひたすら51にBETする。
ゴールデンウィークの行動。
毎日の食事。
飲酒の習慣。
運動の習慣。
歯磨き。
全て期待値の高い方にコツコツコツコツ賭けていくのである。
結婚したら盛大な式を挙げる。
結婚したら新築の家を買い、家具をそろえる。
子供が出来たら、大きな新車を買う。
皆がしていることをすると、皆と同じような人生になる。
同じことをして、異なる結果を期待する。
これを狂気と言う。
蓋し名言である。
他人と同じことをしたら、他人と同じような人生になる。
私も高校時代は部活に打ち込み、勉強を頑張った。
恋愛は全く諦めていた。
さて、どうなったか?
運動のセンスがあるヤツはインター・ハイに出た。
まあ、その運動センスがあるヤツもインター・ハイでは予選落ちだった。
そいつは今、普通に建築士をやっているらしい。
勉強ができるヤツは東北大学の医学部に進んで、今も医者をやっている。
私はそこまでではないが、ソコソコ勉強ができたが、
司法試験に合格するほどでもないので、勤め人をやっている。
いかがだろうか。
運動センスがあるヤツが予選落ちした大会で優勝した人は、
オリンピックには出ていないようだが。
どれも、誰もが推測した範囲の成功をしているに過ぎない。
大成功とも言えないが、普通の人生だ。
同じようなことをして、同じような人生を送っているではないか?
私も勤め人である。どいつもこいつも、
年収プラスマイナス2,000万円のレンジに99.9%が納まっているではないか?
それはそれでいい。
しかし、皆と同じようなことをして、
カネが欲しいとか、勤め人を卒業したい。
というのは少々ムシが良い話である。
いや、狂気だろう、悪い意味での狂気だ。
毎日自宅で引きこもりゲーマーをしていて、
モデル級の美女と結婚したいなあと希望するようなものである。
革命的な成果を出す方法は2つしかない。
➀ 圧倒的才能
もしくは、
② 異常行動
これだけだ。
➀があれば大谷翔平になれる。
しかし、それは産まれた時に既に決まっている。
後天的には変えようがない。
そしたら②しかない。
平均的であることを辞めるのだ。
小泉進次郎はアホである。
間違いなくアホだ。
少し賢ければ、全く勉強しなくてもSMART程度の大学には行ける。
しかし、それが叶わない。
兄も日大らしいので、まあしょうがないだろう。
遺伝的なヤツだ。
小泉純一郎元総理も慶応だ。
慶応とは言え、一般受験ではないので、御察しだ。
しかし、小泉進次郎は、コロンビア大学卒ということになっている。
更に、スピーチの訓練は相当に受けている。
余計なことは言わない。
発言は慎重に管理されている。
このように、凡人以下の能力でも、
政治家→学歴操作→スピーチの訓練と、特化したスキルを磨くことで、
あの能力で「総理候補」と一時は言われるまでに成り上がったのだ。
私達は初代、創業者を目指しているので、
彼のような能力の磨き方はできないが、
戦い方として大いに参考になるだろう。
私だってそうだ。
勉強もイマイチ、営業の仕事は性格的に無理。
ただ金融業界の中の窓際業界である、債権回収の世界では上位になれた。
そこで給与水準が高い、金融業界の給料を20年以上吸うことができたのである。
それに加えて、
大家業を並走させた。
もちろん大家業も大したセンスがあるわけじゃない。
手先も器用ではないから、DIYもできないし、
銀行融資も受けたことがない。
勤め人としては凡人。
大家としても凡人である。
東京都の平均世帯年収は40代で853~926万円らしいが、
その5倍以上に達している。
いくら工夫をして、金融業界のスイートスポットに潜り込んで、
一生懸命やったとしても、年収1500万円がせいぜいだろう。
しかし、出世を捨てる。(捨てるというよりむしろ、忌避する)
労働力を温存する(サボるわけではない)という、
普通ではありえない行動によって、時間という原資を産みだし、
ショボいながらも大家業を並走させた。
違うことをするから、違う成果が期待できるのである。
論理的、常識的、当たり前のことの期待値
勤め先の天才上司君もロンダリング上司も、常識的なことを言う。
正しいことをする。
つまり、平均的である。
彼ら自身は決して一流の人材ではない。
一流になるチャンスはあったが、私と同じように亜流に甘んじている。
それは、結局普通であることから逸脱できなかったからだろう。
彼らには私が手を抜く理由が分からない。
正確には、勝手に解釈している。
やる気がない、サボっている、ただ乗りしている。
許せない、クビだ。
という、想定の範囲内のリアクションだ。
普通に勝とうとしている人間の行動は単純である。
大体予想通りの動きをする。
島津の釣り野伏という戦法があるが、
これは敢えて負けたふりをして、前線の兵士を敗走しているかのように見せる戦法だ。
島津が恐ろしいのは、敗走しているふりをしている兵士が本当に殺されるところだが(笑)
勝ったと勘違いして追撃してきた敵を、伏せていた精鋭が片っ端から殺し、
退路を断って皆殺しにするという恐ろしい戦法である。
まさに追撃してきた敵のような行動をする。
普通の人間であることのデメリットはこれだ。
武田信玄が三方ケ原の戦いで見せたような戦術である。
浜松城に籠城する徳川家康を無視したように西へ兵を進める。
大軍勢を前にした徳川家康が取った「籠城」という戦法は、
極めて常識的、当たり前の戦い方だ。
しかし、当たり前の戦い方に当たり前に攻城はしない。
では、西へ進んで織田信長から倒そうか。
という動きをする。
こうなると、同盟国を見殺しにできない徳川家康は城から出て戦うしかない。
出てくるしかないのだから、踵を返して徳川を殲滅する。
武田信玄は結果から見えれば順当に見えて、普通ではない行動の布石を打っている。
戦場において、定石から外れた手を打つことは特に困難だ。
徳川家康としては、浜松城を捨てて、西へ逃げ、信長と合流して迎え撃つべきだったが、
そんな判断ができるヤツはいない。凡夫の後知恵だ。
歴史の話が長くなってしまった。
つまりだな、結局上司たちも、勤め人としての常識的な行動しかできないのである。
彼らがクビにした社員も常識的だった。
クビにされるくらいなら自分から辞めるわ!アホくせぇ。
と言ってやめて行った人もいる。
「ああこの組織はダメだな、他いこう」と思ってやめた人もいる。
ある意味それも想定内だ。
私の場合には、別に辞めても給料より不動産収入の方が高いからどうってことないんだけど、転職しても年収は下がるから、居座る。
クビを狙ってきたら、録音、労働法、共産党系弁護士、官庁、SNSでの拡散など
最期に盛大な花火を打ち上げたい。その方が円満に辞めるより面白そうだ。
という覚悟。
アメリカが特攻隊を始めてみるような恐怖が植えつけられるだろう。
なんかやけに墜落する敵の戦闘機がこっちの艦船に当たるなあ‥‥
と、思っていたら、なんだコイツラ!スーサイドアタックかよ!
これは恐ろしいだろう。
ある意味普通を逸したやり方だが、
まあ、ある意味覚悟キメて殺しに行ったら案外相手は逃げることもあるのだ。
要するニダ。
親の言う通りお勉強して、いい学校を出て、いい会社に入るってのは、
普通のことだ。
普通は普通でやればいい。
しかし、普通のことをやるのであれば、普通の結果しか手に入らないことは理解すべきだ。
普通以上の結果が欲しいなら、
普通を一回ぶち壊さないといけないってこと。
ゴールデンウィークはバイトするでもいい。
まずは小さな変化から始めてみたいものだね。
をはり