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コメに投資するという考え方

食料自給率の低い我が国

ウクライナとロシアの戦争によって、
食料問題がクローズアップされている。

ウクライナで生産される小麦は世界に輸出されており、
世界中の人々の腹を満たしている。
その共有が断たれると世界で食料が不足するので、
当然価格が高騰する。

それは日本の食卓も直撃するのである。
資源大国ロシアからの石油、ガスの共有が断たれるのも問題に拍車をかける。
輸送コストは全ての商品の流通に影響する。

世界の国々が平和であればよいのだが、
ちょっとした不安定によって、問題が世界に波及するのである。

日本でも、コオロギを食べようと政治家が言い出してみたり、
なにやら裏で絶対何かが動いているような迷走が起きている。

日本の自給率は40%とか言われていたが、
例えば牛や豚などは、そのエサが輸入されていたりする。
肉の自給率が50%だとしても、
その餌が100%輸入に頼られているのであれば、
それは自給率ゼロに等しいのではなかろうか。

さらに領海侵犯を繰り返すCHINA。
CHINAが日本に入港するタンカーを「通せんぼ」したらどうなるか?
当然、日本は食料に限らず、エネルギーなど、
主要物資が手に入らなくなる。

即降伏である。

ちなみに日本はずっと減反でやってきた

日本の政府は減反!減反!でやってきたし、
こうなった今でもその政策は変えていない。

私のオヤジは70を過ぎて、まだ農家をやっているのだが、
当初自分の田んぼはゼロだった。
今では町で一番田んぼを所有していると自慢している。

なぜ田んぼをそんなに所有しているかと言えば、
安く売られているのを買ったから。

相場などあってないようなもので、
数十万円という単位で、たくさんの田が売られているのだ。

農地というものは極めて運用が難しい。
個人的にはホテルや民泊施設以上に難しいと思っている。

他人に貸して収穫の何%とかを受け取るということもできるが、
いずれにしても、労働力を投入しないと収益が上げられない。
農作物が生産され、売って初めて売上が計上される。
農機具、肥料などもコストだ。

その上で利益がいくら残る?
というシロモノだ。

農地は生産設備の1つであって、
製造業に近い。
貸して家賃で何%という不動産投資よりも遥かに困難な商売なのである。

政策の転換に賭けるのか?

私は米の生産量は国民が3年は喰える量を生産「し続ける」必要があると思っている。
いざ戦争になったら、食料が入ってこないわけだし、
輸入品が途絶えたら、他の食料の代替としても必要性が増す。
古来より日本はコメを食ってきた。
微量ではあるがタンパク質を含むし、玄米で食べれば完全栄養食である。

最後の最後に日本人が国内で生産して食っていくことができる食料は米だと思う。

政府は減反政策を転換して、
生産量を今の5倍程度を目指して引き上げるべきであろう。
普段消費されるのは20%程度だが、それでよい。

余った分は家畜のエサにすればよいし、
それでも余るならば極論、捨ててもいいのだ。
それを税金の無駄遣い!と批判する人も多いだろうし、
もったいない!と批判する人も多いだろう。

しかし、非常時に備えて食料を備蓄しておくことは極めて重要である。
日本人が普段食べる量しか生産できない能力しかない状態で、
いざ、食料危機!となったらどうなるか?
まさにコオロギを食うしかない。

米にコオロギパウダーをかけて食べるのだ!
そんなのは嫌である。
私はコメと納豆なら我慢できるが、
コオロギパウダーは勘弁してほしい。

公共事業だって同じことである。
平常時の建設能力しかなければ、
いざ、災害が発生した時に対応できないのだ。
火山、津波、地震、豪雨、土砂崩れなど、
災害列島とも呼ばれるこの日本で、
平時の供給能力しかない土木建設能力ではダメなのだ。

それこそ、過剰なまでに高速道路をメンテナンスしたり、
橋を早めに壊して架けなおしたり、
過剰な供給能力を維持したままで、災害に備えなければならないのである。

それには市場原理では無理!である。
市場原理は平時の効率化された状態では機能するが、
災害時にはその負の側面が出てくる。
それを補うのが政府の役割であろう。

食料にしても建設にしても、あらゆる分野で、日本が国内の備蓄だけで
やっていける状態にしておき、災害、戦争発生時にはそれに耐えられる、
「過剰」な生産能力を有しておくのである。
これを危機管理というのだ。

と、オヤジも言っているし、
オヤジは山林も保有している。
山林など自分の世代では1円にもならない事業で、
自分が植えた山林が収益を生むのは次世代である。
次世代の植えた山林が収益になるのはその次の世代だ。
そうやって過去、現在、未来の日本を連綿とつないでいくことが、愛国心というものではなかろうか。

とは言え、
政策転換に期待して、いつ起こるか分からない田んぼバブルに期待して投資するのは、
残念ながら私の主義ではない。
田んぼバブルが起きるにはもう少し条件が必要だろうと思う。
それまでは、勤め人大家で稼いで強靭な財務を作っておくしかない。
いよいよ自国での生産が必須だ!
という機運が高まる直前に、一気に田んぼに投資したいと思ふ。

をはり

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