以前も書いたことがある気がしますが、
また質問があったので書きます。
実は今、私自身もこの状況に似た問題を抱えていたので。
「やりたいことが見つからない若者問題」
ありますね。
ウチの長男も5年生ですが、
特にスポーツもやりたくないし、
ゲームくらいしか毎日やりたいことがない。
そんな状況にいます。
私はここで、東大を頂点とした偏差値教育にブチ込むということで、彼に苦行を強いています。
「やりたいことが見つからない子供にはとりあえず偏差値教育」
これでいいと思います。
これを強制することによって子供にはそれぞれの感情が産まれます。
① 反発
勉強したくないという反発が産まれるタイプ。
このタイプは勉強に向いていない可能性が高い。
出来ないから反発する可能性もあります。
できるようになると案外得意になってやる可能性もあるので、早い見切りは禁物です。
それでも反発というエネルギーが生じる時点で可能性があります。
是非反発した結果向かうエネルギーがどこに向かっているかを見極めたいです。
② 適応
偏差値教育に適応していくケースです。
このケースでは成果が出る場合と出ない場合があります。
②－（１） 適応かつ結果が出る。
偏差値エリートの道を進むでしょう。他にやりたいことがない限り、大学入学→就職までこの流れに乗っていきます。
②－（２） 適応かつ結果が出ない。
このパターンの子供、ウチの子供はこれに当たりますが、反発するわけでもなく、塾には通う。しかし結果は悪い。というパターン。これが実は一番多いかもしれません。
反発して何かやりたいというエネルギーもないし、従順に従いはするけど結果は出ない。
打っても響かない最も難しいケースでしょう。
私も今、似たような状況にある。
子供の無気力を批判する権利は私にもないかもしれません。
私も実は今そんな感じだからです。何かやりたいこともなく、やりたくないこともない。まあ仕事はあるし、不動産でもメガ大家になれる程でもないけど、そこそこうまくいっている。
情報発信をしているけど、インフルエンサー程影響力はないし、そこまで著名インフルエンサーにはなりたくない。
勤め人としてガシガシ出世したいわけでもないし、ほどほどで良い。
女が欲しいというほどでもないが、欲しい。でも妻1人いれば満足でそれ以上は別にいなくてもいい。
息子も多分、そんな感じなのかなと思います。
ZOZOの前澤さんのようなエネルギー！
上場企業を統率して、月にも行きたいし、子供も別の女性で色々つくりつつ、芸能人の彼女を作り、インフルエンサーとしても日本一。スゴイパワーです。
うらやましくないと言えば嘘になりますが、とてもそこまで気合が入らない私です。
40歳を迎え、世の中が提示する価値観である、結婚して子供を作り、高い年収を得て（地位はないが）幸せに暮らす。
と言う状況を実現したので、次の目標を見失ってしまったような感じになっています。
ただ、私の若い頃はそうではありませんでした。
低い給料。不動産は持っていない。独身で社会の平均以下である自分にいらだっていた気がします。
ハングリー精神はあったものの、目指しているレベルが低すぎて、30歳半ばでそれを達成してしまい、目標がなくなってしまいました。
タイトルと内容、Twitterの内容がかみ合わなくなってきましたが、要するに。
やりたいことが見つからない症候群の人は、今の自分の生活の中でやりたくないことを、いかにやめるか？
そういう思考に切り替えると案外、やるべきことはちゃんとある。ということをお伝えしたかったのです。
仮に総合商社勤務で将来安泰の状況であっても、健康に不安があれば、「将来の健康不安をやめる」という意味で、ダイエットしたり、禁酒したり色々やるべきことが見えてきます。
私も「デブはやめる」という目標もあれば、仕事を辞めることが目的ではないけど、「今日交通事故に遭って下半身不随になってしまう危険性がある状態をやめたい」という希望があります。そのリスクを排除するべく、仕事を辞めてもいい収入（含 教育費）を不動産だけで確保する努力をしていくこともやっていきたいと思います。
まあ、要するに、やりたいこと探しをしてもほとんど見つかりません。人間は今までずっと
「飢餓」を回避したい。
「繁殖」したい。
「安全」に暮らしたい。
など、危険を回避することを目的に生きてきたとも言えます。
それが急に、世界平和とか、人類の発展とか、抽象的な目標のために生きろと言われても、99.9％の、私を含めた凡人には理解できないのです。
つまり、もっと身近で「嫌なこと」から逃げる方法を追求するほうが現実的な「目標」が出てくるよってことです。
ニートの人でも「親が死んでニートが出来なくなるリスクを排除する」という消極的な目標があれば、せめて株で5,000万円、配当6%のJT株を持って300万円の収入を確保せねば！
という、行動に繋がってくるでしょう。
夢とか、人生の目標なんてなくていいんです。
もう少し、「嫌なことを排除する」という小さなレベルの目標設定でいいと思います。
いくら無気力な人でも「病気になりたくない」とか、そのレベルの意識はあるはずです。
ここを起点として、健康指導者に目覚めるかもしれませんし、「孤独はいやだ」と思う人であれば、配偶者を見つけるために外見を磨く努力を開始するかもしれませんしね！
低レベルから頑張りましょって話です。
をはり
やりたいことが見つからない
