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何度生まれ変わってもソコソコの小金持ちになれる

勤める。しみったれた生活。貸家を買う。

この3つの要素を組み合わせることで、
私は何度生まれ変わってもソコソコの金持ちになれると思う。
思えば28歳の時、勤め人と副業&大家で身を立てて、
年収1,000万円を目指したものだ。

実際には既に大家業だけで500万円のCFがあり、
勤め人でもかなりのCFを確保できた。

一人で生きていくのであれば、
年500万円もCFがあれば十分だ。
タマタマ余裕があるから、嫁を取り、子供をこしらえたが、
私がもっと頭が悪くて、いい勤め先に入れなかったとしたら、
子供を二人で妥協するとか、一人であきらめるかもしれない。
子供が要らないならば、嫁も不要だ。

どんなに才能がなく生まれたとしても、
単純作業労働力としての働き口はある。
必ずだ。
そこで単純作業労働をして、しみったれた生活をする。
(実家住まい、車もたない、節約)
そこで生み出した種銭を機械的に不動産に投資するのみ。
何度生まれ変わっても私は同じことを繰り返すと思う。

しみったれた生活=低コストな生活

私が「勤め人と大家業の合わせ技で行く。」
と、志してすぐに、私はなぜか婚活をやってしまった。
ダブルインカムで稼ごうという意識になってしまったからである。

結果的には、出会ったときに妻が30歳を過ぎていたこともあり、
すぐに子供が欲しいという話になり、
まあ30歳なら子供も欲しかろうというわけで同意した。

あっという間に子供が出来て、
私の節約マインドが加速することになる。
結果オーライである。
結婚してダブルインカムになったのもつかの間、
妻が産休&育休に入ることで、妻の給与収入は激減。
私はさらに爪に火を点すような生活に入った。

ランチは外食するものの、1,000円以内。
趣味はタバコとドラクエ程度。
朝食は食べず、夕食は原則自炊。
18時に会社を出て、ダブルワーク22時まで。

思えば、よくもまあストレスで倒れることもなくやり切ったと思う。
土日もダブルワークをしていたので、
単純に使う暇もなかったのかもしれない。

1件目は妻の貯蓄と与信を使い、
2件目の物件を560万円で買うときは結婚後、2年で400万円の貯蓄があった。
(残りの160万円は1件目で貯めた家賃を使った)

稼ぎに追いつく貧乏なしとはよく言ったもので、
年収400万円の勤め人で1年200万円貯蓄したのであるから、我ながら見事であった。
結局収入がない期間は「ダブルワーク(副業)」で稼ぐ。
ある程度家賃収入が上がってきたら、「酒、女、車、家、ブランド品、贅沢な飯」など、
支出を抑えればOKである。

結局高い給与を得たとしても、その給与は「労働力回復」に必要だから高いのである。
厳しく、支出を抑えることが肝要であり、
この、支出を抑えることも難易度が高い。

一周回って一番大事なのは「しみったれた生活」じゃないかという話

大王製紙の元社長(以下、ギャンブル大王)が賭博で100億単位でカネを吹っ飛ばし、
今もSNSで情報発信をして、自信満々な様子を見ていると、
結局稼ぐ力とか、不動産を買うとか、大事なのはそこじゃない気がしている。

本当に重要で、鍛えるべき能力は
「しみったれた生活で満足できる力」なんじゃないかと思う。

いくら稼いだとしても、その金を持った人間の「格」が低いと、
結局なくなってしまう。
なくならなくても、ケチ臭い人生を送ることになり、
身内からも疎んじられるだろうし、
誰からも評価されないケチ野郎で終わってしまう。

つつましい生活、コストの低い娯楽で満足しつつ、
手堅く稼げるのであれば、低スぺ勤め人でも幸せな人生だと思う。

私も高年収で驕りが生じて、とんでもないことを何度かやらかしている。
全くもって剣呑である。
飲食代などは原則として私が払う。
これは飲食代を払っているのではなく、相手の自分に対する印象を買っているのだ。

ギャンブル大王のような散財をする人格になってもいけないし、
ケチな人間になってもいけない。
バランスが極めて難しい。

一つの理想形としてはウォーレン・バフェットだと思う。
あのような質素(本人は質素という認識がないと思うが)な生活と謙虚な人柄こそ、
私はあこがれる。

貪瞋痴

聖丁ラジオで聞いて気に入っている。
この3悪。
むさぼる、怒り、不勉強くらいの意味らしい。

自分の日々の生活や人様への対応が1つでもこの三悪に該当しないか?
心して暮らしたい。

労働者となり、自分の労働力を適切な価格で売却する。
売却代金で生活費を支払うが、可能な限り節約して手残りを確保。
手残りのカネで貸家を買う。
これを淡々と繰り返し、成功しても贅沢をしない。
これだけである。

をはり

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