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シェアリングエコノミーの落とし穴

カーシェアしたら自分の車が売られることがあるらしい

知り合いが車にあまり乗らないので、カーシェアをするとか言う話を聞いた。
私は車に全く興味がないのでわからない。
そもそも乗らないのに、何故車を買ったのか?と。
維持費もかかるし、個人では減価償却もできない車を買う行為は
このブログでも散々にこき下ろしてきたわけだが。

カーシェアをやっている当人としては、
あたかも、オレは賢い!
ビジネスをやっている!
と言いたいのかもしれないが、
残念ながら、商売とは言えない。

シェアハウスも同じ話で、
コストのかかる水回りを共有することでコストを抑えようということなのだろうが、
現実的には投資としては詐欺まがいの商売が入り込むし、
住むとなってもプライバシーの問題もある。

シェアリングエコノミーとやらは、
私からすれば眉唾ものである。

家は思考が産まれる胎盤である

自宅に関してはコストを削り過ぎるのは考え物だ。

かくいう私も大学1年生の時は、東大の合格発表をまっていたので、
アパートを借りるのが遅くなってしまい、
結果的に不合格になって早稲田大学付近のアパートに住んだのだが、
それが風呂ナシ家賃4万円だった。
壁は薄いしエアコンもない地獄のような環境だった。
3カ月住んだものの、発狂しそうになりながら、
普通の7万円の家賃のマンションに引っ越したのを思い出す。

住環境は自分が居心地の良いものにした方が良い。
一日のうちかなりの時間を過ごす場所なのだから、
そこへの投資をケチることはおススメできない。
徹底的にコストをかけていい部分だと思う。

シェアすべきもの、すべきでないもの。

車、私はレンタカーで十分足りる。
移動の手段としてしか使わないものであるから、
タクシーの方が都度払いで便利だし、
長距離であればレンタカーがいいだろう。
車が好きで好きでしょうがない、人生とは車なのだ。
という人は買うしかないだろうが、
貧乏なウチは収益を産むビジネス(不動産)から先にした方が良い。

家に関しては100%賃貸が良いだろう。
家族の数は変化する。
離婚もあれば再婚もある。
その時々の必要に応じて住み替える方が合理的だ。
勤め先の借り上げ社宅などがあれば良いだろうし、
自分で法人を持っているのであれば社宅にすると良い。

特に一都三県ならば賃貸しかない。
地方として割安な住宅が容易に買えるのであれば買ってもいいかもしれない。

シェアとは即ち共有である。
完全な所有を分割した概念だ。

必要に応じてレンタル方が理に適っていると私は思う。

結論から言えば、シェアしていいものは「ない」
必要に応じて完全所有権と賃貸借でスッキリ切り分けるのがベストだ。
持たなくて済むなら持たない方がいい。
持つべきものは優良なる資産と、ビジネスだけだ。
そこに集中して後は必要に応じて手数料を払うのが最善だと思う。

をはり



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