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インフレだろうがデフレだろうが不動産投資

MMT(現代貨幣理論)という「事実」

麻生財務大臣が、
「日本をMMTの実験場にするつもりはない」
と、カッコよく回答し、
それに対して西田議員が
「既にやっちゃってるのが日本だ」
と、やり返した国会審議の様子を動画で見ました。

恐らくこのMMTという理論が、
直ちに採用されることはないでしょう。
これまで30年以上も
「無駄に」経済を停滞させていたことにを認めるわけにはいかないからです。

まさに、センメルヴェイス反射。
ただ、このMMTが正しいことは誰の目にも明らかですから、
長期的にはMMTが正式に経済政策の運営に反映されていくことでしょう。
いずれは日本も財政支出の拡大という、
正しい経済政策を採用していくことになります。

今後20年デフレ、その後インフレ

と、私は読みます。
このセンメルヴェイス反射は、今政策立案の中心にいる40代、50代の官僚や、老人政治家が現役を引退するまで。
あと20年は続くと思います。

つまり、緊縮財政という誤った政策は今後20年続くはずです。
だから、デフレはあと20年続くと思って間違いないでしょう。

その後は、若い世代が権力を担うことになり、
「なんでこんなアホなことやってんだ?」
と、スッパリ辞めることでしょう。

大東亜戦争も、
今の世代からしたら、
なんでアメリカと戦争するんだ?
と、思うことですが、
当時の日本人は戦争やむなし!
という、明確な意思の元に、
アメリカと戦争を開始したことでしょうから、
それと同じです。

つまり今後20年デフレ、
そこからインフレになるでしょう。

と、思っている次第です。

デフレとインフレで運用方針を変えるべきか?

私は全く変える必要はないと思っている。
特にバリュー型の投資(割安で買う投資)をする場合には、
デフレだろうと、インフレだろうと、
やり方に違いはない。

ビジネスは極めて単純。
安く仕入れて高く売る。
その差額の利益を極大化する。

というシンプルなモデルだ。
問題は稼いだ利益を何でキープするか?
という話。

デフレであれば、
現金の価値がどんどん上がっていくので、
銀行預金や、保険での運用をすることが正解となる。

インフレならば不動産とか株が正解になる。

しかし、そもそも不動産投資は
「ビジネス」という側面を持っている。
安く物件を買って、可能な限り高値で貸す。
というビジネスモデルだ。

ただし、安く買って、高値で売り抜けるというビジネスをしていた場合にはデフレ期は注意を要するが。

つまりデフレだろうが、
インフレだろうが、
変える必要はない。
粛々と安くて優良な不動産を買って、
リーシングをするだけの話だ。

それだけで良いし、
それ以外のことに多額の資金を張るべきではないのである。
王道投資をやっていこう。

つづく

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