仮にコロナが人工ウィルスだとして

考え方

陰謀論

私はワクチン接種をしないのだが、
これは特に大きな理由があるわけでもない。

幼児期は勝手に注射されてしまったものの、
自分で自分のことを決めることができる年齢になってからは、
注射と言うものを打ったことがない。

そもそも小学生2年の時盲腸を切除して以来、
入院したことがない。
中学からは風邪をひいても病院にすら行かなくなった。

そんなわけで健康には恵まれた人生を送ってきたので、
私は必要ないと思っているし、
免疫力には自信がある。
中学の時に巨大なスズメバチに刺されたこともあるので、
ワクチンのようなものは受けない方がよかろうと思っている。

国民の皆さんが壮大な人体実験をして下さっているので、
その結果を見てからでも良いかなと思っている次第だ。

世の中には陰謀論というものがあって、
ワクチンは人口削減計画の一端を担っているとか、
チップが埋め込まれるといった説が流布されている。
このような陰謀論に対してはどのように対処すべきだろうか。

仮に新型コロナがChina又はアメリカの開発したウイルスだとして…

100歩譲ってそれが事実だとして、
どうだろう。

私たちに何かできることはあるのだろうか?
いや、ない。
中国が開発した新型ウィルスで、それが事実であっても、
実は私たちは何もできない。
団結して政府を動かして政策を遂行する権利は確かにある。
参政権というものだ。

しかし、残念、誠に残念なことに私たちは、勤め人を続けなければ、
自分と家族の生活を維持することができないのである。
私がその中国が開発したという人口ウイルスについて真剣に調査し、
証拠を集め、レポートを公表するために必要な時間とコストは誰も支払ってはくれない。
私は中国が開発したという証拠を集める活動をするのか?
それとも今日も勤め先に出勤するのか?

この無慈悲な二者択一を突きつけられて、私は勤め先に出勤することを選ぶしかない。
これが現実である。
労働力を売って、代価を得るしかない私達庶民には事実がどうであろうと、黙って会社に出勤するしかないのだ。

しからばわれらがなすべきは。優先順位1丁目1番地

この世界は資本主義が席捲している。
この世のルールである。

地球に産まれ、成長していくと、この資本主義のシステムに組み込まれて、
延々と労働するしかないという歯車に組み込まれる。
否応なしに。

これから脱出するためには自らの「商品を持つ」しかない。
自分の商品(≒ビジネス)を回して、生活費その他を、自分の労働力を対価とすることなく賄える水準にもっていくことである。
そこまで行って初めて、人間は人間としての本当の自由を奪還できるのである。
幼い頃には自由を得ていたように見えるが、
これは親が作り上げた幻想である。
親が労働し、その小さな経済圏の中で自分が労働をする必要がなかっただけである。

であれば、奪還と言う言葉は正しくない。
初めて獲得する。
というのが正しいのだろう。

やはりここに帰着する。
勤め人をしながら陰謀論に耳を貸すなどしている時間はない。
陰謀論も所詮は商品、娯楽である。
陰謀論という他人の商品を消費して娯楽しているだけなのだ。

やはり我々がなすべきは、貸家を買う(ビジネスを持つ)ことなのだ。
陰謀論の調査をするのは、ビジネスが自分を養ってくれるレべルに達した後で、
ゆっくりやれば良いのである。

(ある意味陰謀論が好きな自分への戒めとして)

つづく